映画『キューティ・ブロンド』などで知られる女優リース・ウィザースプーン(50)が、かつて約9億ドル(当時の為替で約990億円)という巨額の評価額で売却した自身のメディア会社「Hello Sunshine(ハロー・サンシャイン)」を、5年ぶりに買い戻すことが明らかになった。
米メディア「TheWrap」などによると、リースはフランスの大手メディア企業「Mediawan(メディアワン)」と共同でHello Sunshineを取得する。今回の買収金額は公表されていない。
約9億ドルの大型売却から5年、再び自分の会社へ
Hello Sunshineは、リースが2016年に立ち上げたメディア会社。女性たちの物語を中心に、映画やテレビドラマ、出版など幅広い事業を展開してきた。
『ビッグ・リトル・ライズ』『ザ・モーニングショー』『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』など、話題のドラマ作品にも関わり、ハリウッドで大きな存在感を築いてきた。
2021年には、米投資会社ブラックストーンが支援する企業グループが、Hello Sunshineの経営権を取得。会社全体の評価額は約9億ドルに達し、女優が立ち上げた制作会社の大型売却として注目を集めた。
それから5年。今度はリース自身が、新たなパートナーとともに会社を買い戻すことになった。
ただし、今回の取引でリースが会社を単独所有するわけではなく、Mediawanと共同で出資する形となる。
リース本人も喜び「故郷に帰ってきたよう」
今回の発表を受け、リースは声明で喜びを語っている。
「Mediawanは、クリエイターを第一に考えることで、世界規模の独立系スタジオを築いてきました。それは、私がHello Sunshineにずっと思い描いてきたビジョンでもあります」
さらに、新たなパートナーとともに再出発することについて、「この新しいメディア環境において、ここは完璧な居場所です。そして、故郷に帰ってきたような気持ちでもあります」とコメントした。
リースはこれまでのパートナーたちにも感謝を伝え、「最高の未来はまだこれから」と今後への期待をにじませている。
映画・ドラマ制作を世界規模に拡大へ
今回パートナーとなるMediawanは、フランスを拠点に映画やテレビ番組の制作・配給を手がけるメディア企業。Hello Sunshineは今後、同社の国際的なネットワークを活用し、世界各国での作品制作や事業展開をさらに広げていく方針だ。
また、Hello Sunshineの共同創業者セス・ロドスキーも、リースやMediawanの代表者らとともに取締役会に参加する予定となっている。
ハリウッドで女優として成功を収める一方、自らの会社を世界的なメディアブランドへと育ててきたリース。巨額の売却から5年を経て、今度はどのような作品やビジネスを生み出していくのか、注目が集まりそうだ。





