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再結成で話題のABBA、活動するのは「これで終わり」と完全終了宣言! 最後の見納め(?)公演は画期的な演出に…高まる期待

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「ABBA」

1970年代に世界中で大ヒットを記録し、音楽界に旋風を巻き起こしたスウェーデン出身の男女4人組ポップグループABBA。グループ自体は1982年に一度解散しているが、先日、40年ぶりに再結成が発表され話題となっている。そんな中、メンバーのベニー・アンダーソンが過去の解散と今後について明かしている。

Guardian紙のインタビューに答えたベニー・アンダーソンは、再結成の裏側と、再びメンバーとともに活動できるよろこび、そしてこれを最後に二度と再結成はないことを「これで終わり」という強い言葉とともに語った。

グループの1度目の解散は、夫婦同士だったメンバーがそれぞれ離婚したことが原因だったが、それでもその際「これで終わり」という発言は出てこなかった。

しかし今回は、ベニーの口からはっきりと「これで終わり」という言葉が飛び出したのだ。

ベニーはインタビューの中で、「僕はこれまで、二度とABBAとして活動しないなんて考えたことがなかった。でも今ははっきりと言えるよ。これで終わりなんだ」と完全終了を宣言したのだ。

 

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来月5日には40年ぶりのスタジオアルバム「Voyage」が発売される。また2022年から開催される同名のコンサートにのチケットの販売もはじまっており、ファンからの大きな期待が寄せられている。

今回は「コンサート・レジデンシー」と呼ばれる形式のコンサートで、1箇所にとどまって長期にわたり開催される。会場は3,000人収容のアリーナで、ライブバンドは10人編成。さらに800人のアニメーターが起用され、ライブやツアーを好まないことで有名な4人のためにデジタルの「アバター」が制作されるという。

監督のベイリー・ウォルシュは今回のようなコンサート形式について、「ABBAのメンバーを撮影した後、振付師のウェイン・マクレガーが彼らの動きを全て取り入れて、それをもと、より若いABBAを復活させたんだ。でも、3Dではないんだよ」と明かし、「人々が何度も足を運びたくなるコンサートを、ホログラムではなくフラットスクリーンを使って行うためにこの会場を建てたんだ。どうすればこの体験を没入感があるものにできるか、フラットスクリーンでライブ体験ができるのか、それが1番の課題だった」と付け加えている。

ABBAのコンサート「Voyage」は、ロンドンに新たに建設される「ABBAアリーナ」にて、来年5月27日から開催される。

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