アカデミー衣裳デザイン賞を2度受賞したデザイナーが映画『ジョーカー』を作り上げるのに意識したこととは? 「ジョーカーは安っぽくて中古品のようなルックス」

『ジョーカー』

現在絶賛公開中の映画『ジョーカー』。衝撃的な描写と、主演のホアキン・フェニックスの迫真の演技が話題となっているが、そんなジョーカーを作り上げるのに参加したのは、アカデミー衣装デザイン賞を2度も受賞しているマーク・ブリッジスだ。

マーク・ブリッジスは、2011年のフランス映画『アーティスト』と2017年のアメリカ映画『ファントム・スレッド』で賞を獲得した実力の持ち主。そんな彼はトッド・フィリップス監督と、脚本家のスコット・シルバーが担当したシナリオの中に「70年代のテラコッタスーツをアーサー(ジョーカー)は着用している」と書かれていたのを見て、茶色のフード付きジャケットを着用させることを思いついたそう。そのほか、花柄のシャツや薄緑のパンツ、ツートンのブラウンの靴、そして白い靴下。スタンドアップコメディアンとしての衣装には、バイオレット色が強いマルーンスーツを着用させたそう。

マークは「アーサーは公的支援に助けられて生活を送っているはずだから、中古品店で買い物しているはず。だから服も全部安物でスタイリッシュではないんだ。そんなバックストーリーを持たせるための衣装選びをした」とコメント。

またアーサーがジョーカーになった際の衣装選びでは「彼のクローゼットに何があって、何を選んだのか」を重要視したという。ジョーカーの衣装は緑と赤とゴールドのコンビネーションを強調したという。また赤はまさに70年代にピッタリな少しサビた色をチョイスしたのだとか。アニメや漫画版では、ジョーカーのスーツは紫だが、今回はあえて使用しなかったようだ。

ホアキン・フェニックスの怪演は、マークの衣装選びによってより強調されるものとなった。『ジョーカー』は、世界全体で興収は2億3400万ドルを突破。爆発的ヒットしている。

 

ジョーカー

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