ディズニーCEO、「スター・ウォーズ」シリーズ作品の公開ペースを遅らせる真意を説明!「より少ないことが価値を生む」

ディズニー社のCEOであるボブ・アイガーは、「スター・ウォーズ」シリーズ作品の公開を遅らせることを改めて発表した。gamespot.comなどが伝えている。

ジョージ・ルーカスが設立したルーカス・フィルム社が所有する「スター・ウォーズ」フランチャイズは、ディズニーが2012年に買収。その後2015年に「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、2016年に「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」、2017年12月に「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」と、毎年1本ペースで公開。さらに「最後のジェダイ」の5か月後にはスピンオフ映画「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」と、速いペースで次々と新作を公開してきたが、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」は、興行成績が予想を大きく下回る結果となった。

こうした状況を受け、2018年9月、ディズニー社のCEOのボブ・アイガーは、「私の責任です」と述べ、今後公開が予定されている作品については多少、公開時期が遅れる可能性が高いとコメントした。

今回、当時のコメントについて、アイガーはBBCのラジオ1であらためて、その真意について説明。決して作品に不満な点があったという意味ではないと話した。

「私は公に、短い期間の間に多すぎる数の『スター・ウォーズ』シリーズ作品を公開したと言いましたが、決して作品に不満な点があったという意味ではないです。私が言いたいことは、『スター・ウォース』は特別な作品で、少ないことがより価値を生む、ということなんです」と説明した。

ディズニー買収後の「スター・ウォーズ」シリーズは、公開された作品すべてが期待通りの収益をあげたわけではない。7作目の「フォースの覚醒」は興行収入が20.6億ドル、日本円に換算にして2259億円をマーク。8作目の「最後のジェダイ」も1455億円をマークし大成功を収めた。しかし2015年に公開されたスピンオフ作品の「ハン・ソロ」の興行収入は429億円と伸び悩んだ。これは「スター・ウォーズ」の実写版シリーズの中でも最も低い数字となってしまった。ちなみに2013年に公開されたスピン・オフ「ローグ・ワン」が、日本円で1153億円の興行収入をあげており、「ハン・ソロ」の不振は明らかだった。

2019年公開予定の『スカイウォーカーの夜明け』で、1977年に始まった「スター・ウォーズ」シリーズ作品が完結を向かえる。今後、どのようにストーリーが展開していくかは不明だが、今後、「最後のジェダイ」を監督したライアン・ジョンソン氏が新たな三部作の制作を予定していると発表されている。

また「ゲーム・オブ・スローンズ」の監督のデイヴィッド・ベニオフD・B・ワイスが主導する、また別の新3部作の制作計画があったが、彼らが同時に携わっていたネットフリックスの映画プロジェクトを理由に降板した。

今の時点では他に公開が予定されている映画作品は発表されていない。一方テレビ作品は、引き続きディズニーは「スターウォーズ」関連作品について、積極的な展開を予定している。

2020年に「Disney+」でオビ・ワンに視点を置いた新ドラマが予定されている。もともとはこの作品は映画の予定であったが、ドラマに変更になった。「ザ・マンダロリアン」というドラマも11月12日より配信予定であり、「ゲーム・オブ・スローンズ」の俳優ペドロ・パスタルが出演している。その他では「ローグ・ワン」で初登場したキャラクター、キャシアン・アンドーを主人公とする、「ローグ・ワン」前章シリーズも予定されている。

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