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トム・ハンクスの苦笑いがトレンドに! ゴールデン・グローブ賞で司会者のジョークが毒舌すぎると話題、一体何を言った・・・?[動画あり]

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トム・ハンクス

米時間1月5日夜、ロサンゼルスにて開催された第77回ゴールデン・グローブ賞授賞式。今年の司会を務めたのは俳優でコメディアンのリッキー・ジャーヴェイスであったのだが、彼のジョークの毒が強すぎていると話題となっている。

ゴールデン・グローブ賞を含む授賞式は多くの場合、司会者が冒頭数分「モノローグ」としてスピーチをし、コメディアンが司会を務める場合は腕の見せ所といった感じでジョークを詰め込む。今回の司会者リッキー・ジャーヴェイスの特徴は彼の「毒舌」であり、今年も彼のブラックジョークがさく裂し会場の著名人たちが苦笑いをする場面が多く見られた。

まずリッキーは「僕が司会を務めるのは今年が最後だからね、何も気にしない。ケヴィン・ハートが過激なツイートをしてアカデミー賞の司会をクビになったでしょ?僕はラッキーだよ、ハリウッド外国人記者協会(ゴールデン・グローブの主催者)はみんなほぼ英語ができないから僕が何を言ってるかなんてあいつらは知らないからね」と自虐ネタからスタート。ちなみにリッキーも過去にLGBTQコミュニティに関して過激なツイートをし炎上している。

彼のブラックジョークには俳優トム・ハンクスも微妙な表情。このリアクションは早速ネット上で出回り話題となっている。

リッキーはさらに「みんなリムジンで登場してかっこよかったよね。僕も今日リムジンで来たんだ。ナンバープレートは『フェリシティ・ハフマン』だったよ。あ、ごめん!もちろん彼女の娘には同情するよ。最も恥ずかしい経験だっただろうね」と、昨年不正入学スキャンダルで逮捕された、ドラマ「デスパレートな妻たち」で知られるフェリシティ・ハフマンをネタにチクリ。

また「『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』って約3時間もある映画だよね。(主演している)レオナルド・ディカプリオはこの映画を試写会で見たけど、終わるころには隣のガールフレンドがもう年を取り過ぎていたらしいよ」と、レオナルド・ディカプリオがいつも超年下のモデルとデートをしていることでもジョーク。

リッキーは最後に「今日受賞する人たち、このステージを使って自分の政治的意見を述べるのはやめてよね。だってみんな(芸能界にいるから)本当の世間のことなんて何も知らないでしょ!グレタ・トゥーンベリより長く学校にも通ってない」「受賞したらここに来て、賞をもらって、事務所と神に感謝したらとっととうせな。誰も君の政治観に興味ないんだから」と、きっぱり。これには笑いの声も聞こえたが、どうリアクションしてよいか分からないというまさに「苦笑い」をするセレブたちもちらほらいた。

https://twitter.com/IndigoColumn/status/1214032991820943360

同授賞式で映画の部、ドラマ部門では、ある重要なミッションを与えられた若きイギリス人兵士2人の1日を壮大なスケールと深いドラマで描いた戦争映画『1917 命をかけた伝令』が作品賞を受賞。

主演男優賞は『ジョーカー』で「キャリア史上最高の演技を披露した」とも言わしめた実力派俳優 ホアキン・フェニックスが受賞。主演女優賞は日本では3月6日に公開される映画『ジュディ 虹の彼方に』で、伝説のミュージカル女優ジュディ・ガーランドを演じた レネー・ゼルヴィガーが受賞を果たした。

コメディ/ミュージカル部門の作品賞は、ブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオの共演で話題を呼んだ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が受賞。主演女優賞はアジア系の女優として大活躍している『フェアウェル』のオークワフィナが初受賞。主演男優賞は大ヒット映画『ロケットマン』でエルトン・ジョン役を演じたタロン・エジャトンが受賞。興奮した様子で「一生この映画を忘れません」と歓喜の気持ちを語った。

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