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米ディズニー、今後は入園時にひとりひとり体温を測ることを検討中! CEOボブ・アイガーが明かす

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現在、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、一時閉鎖中の米ディズニーワールドディズニーランド。ウォルト・ディズニー・カンパニーの取締役会長兼会長のボブ・アイガー氏は現在、パーク再開に向けていろいろと計画しているようだ。

カリフォルニア州知事のギャビン・ニューサムが記者会見を開き、新型コロナウイルスの予防などの取り組みのため新しいガイダンスを説明。250人以上が集まる大規模なイベントや集会(大学や、会議も含まれる)をキャンセル、または延期にするという方針を固めた。

その記者会見後に、米ディズニーは、3月14日土曜日から、ディズニーランドパークとディズニー・カリフォルニアアドベンチャーを一時的に閉鎖すると発表。「昨夜、カリフォルニア州は新しい方針を検討し、カリフォルニアのパークの閉鎖にいたりました」と声明を出した。カリフォルニア州アナハイムのテーマパークとリゾートが完全に営業を停止したのは、ジョンF.ケネディの暗殺の翌朝、ノースリッジ地震、9.11アメリカ同時多発テロ事件に続き、歴史上で4回目だという。

米Peopleによると、ボブ・アイガー氏は、日常が“普段どおり”に戻るためには、人々が安全を感じられるようにしなくれはならないと説明していたという。アイガー氏は「パークに訪れる全ての人の持ち物検査を行っているように、どこかの時点で、人々の温度を測定するような構成員を追加する可能性もある」とコメントした。

空港などで使われている、発熱を完治することができる体表温度スクリーニングシステムは、現在の新型コロナウイルスのパンデミックの中で、健康をチェックするために重要な役割を担っている。例えば、クルーズ船の乗客は、船への搭乗または下船を許可される前に、発熱を感知するスクリーニングが行われた。そのため、今後ディスニーのテーマパークでは、このスクリーニングを使用する可能性が高いという。

しかし実際には、発熱しないが、新型コロナウイルスに感染しているというケースも世界中で確認されているため、専門家は「スクリーニングが全てではない」とコメントしている。さらにワシントン・ポスト紙も、薬をつかうことで熱を隠すことができるケースもあったという。そのため、スクリーニングシステムだけでは十分ではないのかもしれない。

現在、ディズニーは北米のすべてのアトラクション、ホテル、店舗を閉鎖している。再開のときには、何かしら新しい制度が導入されているかもしれない。上海ディズニーランドの一部が徐々に再開し始めているという。

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