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クリスティン・ベル、自身の顔をポルノ動画で使われたときの“衝撃”を振り返る「ショックを受けたわ」

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クリスティン・ベル

『バーレスク』や『アナと雪の女王』などで知られる人気女優のクリスティン・ベルが、自身の顔をポルノ動画に使用された時のことについてコメントした。

クリスティン・ベルはVoxのYouTube動画にリモートで出演。「実は、夫が私に言ってきたの。彼はアシュトン・カッチャーと友達で、アシュトンは夫に『ディープフェイクの動画に、君の奥さんが使われているよ』って言ったのよね」と問題の動画を知ったキッカケを話した。

「ディープフェイク動画」とは、「深層学習」と「偽物」を組み合わせた語で、人工知能にもとづく人物画像合成の技術のことだ。ここ数年で人気が爆発している一方で、エマ・ワトソンなど海外セレブの顔がポルノ動画で悪用されるなどして問題にもなっている。現在、このディープフェイクはセレブだけでなく、政治的動画でも使用され、また一般人でも被害に遭う人が増加している。

「ショックを受けたわ。だって私の顔だったもの!」と当時の心境を語ったクリスティン・ベル。「『これは実際に彼女じゃありません』とされていても、そう考えるのは難しい。もう少しインターネットが責任を持ってくれて、親切になってくれるといいな」とコメントした。

Voxのジャーナリストがディープフェイク動画について約40人ほどの著名人に連絡を取り合ったが、クリスティン・ベル以外はディープフェイク動画の被害経験について話そうとはしなかったという。

過去には、『アベンジャーズ』シリーズでアイアンマン(トニー・スターク)を演じたロバート・ダウニー・Jr.とスパイダーマン(ピーター・パーカー)を演じたトム・ホランドが、1985年の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に出演しているように見えるディープフェイク動画もネットで話題となっていた。

現在、深刻な問題となっているディープフェイク動画。その動画の約90%がポルノに使用されている。

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