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ジョニー・デップ抜きの新「パイレーツ・オブ・カリビアン」、早くも暗礁に乗り上げる

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主演ジョニー・デップを抜きでリブートを企画していた、新「パイレーツ・オブ・カリビアン」が早くも暗礁に乗り上げた。

ジョニー・デップ主演による映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズは、テーマパークのアトラクション「カリブの海賊」をもとに、2003年に第一作が公開。2017年公開の「最後の海賊」まで、計5作が公開された。

しかし昨年10月、ディズニーのプロダクション・チーフ ショーン・バイリーは慣れ親しんだジャック・スパロウではなく、「新しいエネルギー、バイタリティ」をシリーズに吹き込みたい、と、彼抜きでの新作構想があることを発表。「デップにジャック・スパロウの再演をオファーしない」と明言した。

しかしDeadlineが伝えた最新情報によれば、計画は順調に進んでいるわけではなさそうだ。リブートのため、映画「デッドプール」をヒットさせた脚本家、レット・リースポール・ワーニックが起用されていたが、彼らはすでにプロジェクトから離れたと報じられた。

「これまでのシリーズを愛しているが、ポールとレットはとても興味深い脚本家で、私たちは彼らにおおいにやらかしてもらいたいと望んでいる。それこそが彼らと挑みたいタスクだ」とバイリーは発言していたが、現在ふたりは2009年にヒットした変わり種ホラー「ゾンビランド」の続編に注力。こちらは今年中に公開される予定だ。

一方のリブート版「パイレーツ」に関しては、後任の脚本家を含め、キャスト、監督、公開時期など、一切の情報は明らかになっていない。

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