大人気カー・アクションシリーズ『ワイルド・スピード』。同シリーズが11作目で終了することがわかった。Varietyなどが報じている。
日本では“ワイスピ”という愛称で知られ、これまでも度肝を抜く奇抜な発想でファンを魅了してきた同シリーズ。シリーズ累計興収5000億円を突破し、他に類を見ない最強のアクションシリーズへと成長を遂げてきている。
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現在、同シリーズは9作目『ワイルド・スピード/ジェットブレイク(原題:Fast&Furious9)』の公開を控えている。監督は『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)以来のシリーズ復帰となるジャスティン・リン。主人公ドミニク・トレット役のヴィン・ディーゼルをはじめ、オリジナルファミリーの面々がカムバックを果たし、『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)でファミリーの前に立ちはだかったサイファー役のシャーリーズ・セロンらも再登場、そしてファミリーの絆を揺るがす新たな敵も参戦する。
今回、Varietyが報じた新たなスクープでは、11作目で同シリーズは終了し、ジャスティン・リンが最後の2作の監督を務めるという。しかし、これは必ずしも『ワイルド・スピード』の世界が終わりを迎えるということではない。同シリーズのキャラクターに基づいたスピンオフ映画は現在、ユニバーサルで開発中とのことだ。
スピンオフ映画の第一弾は、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』だ。同作は2019年に公開され、全世界で7億5,900万ドル以上の興行収入を記録。北米だけでなく世界中でヒットした。さらにはドウェイン・ジョンソンは『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』の続編が現在開発中だとインスタグラムで明かしているため、ファンは期待を高めるばかりだ。
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オリジナルシリーズが終了するのは悲しいが、スピンオフ作品を通して、これからもワイスピワールドに触れることができるというのは、ファンとしては一安心だ。