『トワイライト』シリーズなどで知られる人気女優のクリステン・スチュワート。彼女は新作映画で、今は亡きダイアナ妃を演じることが決定しているのだが、役を準備するために、あのネットフリックスの人気シリーズからインスパイアを求めているようだ。
クリステンがダイアナ妃を演じるのは、新作映画『Spencer（原題）』。本作の舞台は、1990年代の“ある3日間”。ダイアナ妃がチャールズ皇太子との不安定な結婚生活の中で、離婚を決意をする姿が描かれる。また本作では、ダイアナ妃が亡くなった1997年のパリでの悲劇的な事故については描かれないという。2021年の初頭に制作が開始される予定だ。
2021年の初頭とあって、明確にいつ頃クランクインするのかは未定だが、クリステンはThe Wrapの新しいインタビューで、ダイアナ妃役の準備のために「ザ・クラウン」の最新シーズンを観たことを明かした。
「私は『ザ・クラウン』を見ることができて本当にラッキーだと感じている。感情的な部分で彼らに投資しているの。彼らが実在した人物で、自分自身を思い起こさせるための十分な材料があるからね。でも今は、寝るときに『ああ、神様、私はもうこの人たちに感情移入しているのよ』って感じ」と語った。
「ザ・クラウン」はピーター・モーガン脚本のドラマシリーズ。2016年に配信が開始され、現在はシーズン4まで配信されている。シーズン4では、チャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚と破綻を描いている。
「ザ・クラウン」から、役作りのためのインスピレーションを求めたクリステン。果たして彼女が演じるダイアナ妃は、どのようになるのだろうか。これからも期待が高まるばかりだ。
