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全世界のディズニーワールド、全体の半分のパークが休園へ 香港ディズニーランドは3度目の休園

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新型コロナウイルス感染拡大に伴い、香港にあるディズニーランドが3度目の休園に踏み切った。

フランス・パリのディズニーランドも10月から休園しており、クリスマスシーズンを除き、来年2月までは再開しないことを発表している。カリフォルニアのディズニーランドは3月の休園以降、一度も再開を実現できておらず、カリフォルニア・アドベンチャーの一部施設のみが営業している状態だ。

東京と上海のディズニーランドは営業を再開しているが、全世界で見ると半分ものディズニーテーマパークが休園していることとなる。

米ウォルト・ディズニー社のパーク・エクスペリエンス・プロダクツ部門は、2020年度パークの休園や入場制限などの影響により8100万ドルの営業損失を計上した。同社は今年9月、28,000人のパーク内従業員を一時帰休としていたが、11月になってさらに4,000人追加している。

今年7月にフロリダ州にあるウォルト・ディズニー・ワールドが営業を再開した際には、州内の新型コロナウイルス感染者数が再拡大していたことから批判を受けた一方で、カリフォルニア州は同州内のテーマパークに対する規制を強めたことにより未だディズニーランドが再開に至っていないため、政府関係者とディズニー側が対立している。

ディズニーランド・リゾートの責任者ケン・ポトロック氏は10月、カリフォルニア州政府の設定したガイドラインが「実現不可能なものだ」とし「さらに1000人以上もの人々が職を失い、地元経済が破綻する」との声明を出していた。現行のガイドラインでは、カリフォルニアディズニーランドが今年中に再開するのはかなり厳しい。州内のテーマパーク運営会社は強く反発し法的措置も視野に入れ始めている。

一方フロリダ州は、州知事が再度のロックダウンは行わない姿勢を示しており、今後感染者数が増加したとしても休園まで至らない可能性が高い。

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