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グウィネス・パルトロー、「スキーではねられた」と訴えた男性を訴え返す

グウィネス・パルトロー FILMS/TV SERIES

女優グウィネス・パルトローが、「彼女にスキーではねられた」と訴えた男性を相手に、逆訴訟を起こした。

事故が起きた米ユタ州の現地メディア「KUTV」によれば、2016年2月、スキー中に「コントロールを失った」グウィネス・パルトローは、テリー・アンダーソンという男性に背後から衝突する事故を起こした。この男性は、事故によって脳に傷を負い、また肋骨4本を折るなど、大ケガをしたと述べているが、このとき彼女は「なんら責任を取ることなく」事故現場のスキー場を「立ち去った」と主張。310万ドル(約3億4千万円)の賠償金を求めて彼女を訴えた。

これに対してグウィネス・パルトロー側は、テリー・サンダーソンを訴え返す逆訴訟を展開。現場となったコースは難易度も低かったことを示し、また彼の方が「背後から」接触し、また彼がコースを逆走していたと認める当時の事故記録を提示していると、米TMZが伝えた。

また、グウィネス・パルトローによれば、彼は当時、友人とともに「スキーパトロール」を自称。「大丈夫」と述べていたという。

なお、グウィネス・パルトローがサンダーソン側に求める賠償額は、たった1ドル。これは金銭目的ではなく、真実の決着を求めるための訴訟であると印象付けるための金額設定であり、過去にはテイラー・スウィフトが同じ理由で1ドル訴訟を起こし、勝利をおさめている。

本件は、単なるスキー場での事故訴訟の枠にとどまらない勢いだ。サンダーソンらが、グウィネス・パルトローが「セレブとしての立場や、裕福な環境を利用している」と主張したことから、彼女はチャリティへの協力や寄付の証拠も提出。グウィネス・パルトローの人格が問われる事態にまで発展している。

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