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アカデミー賞主催者、アンソニー・ホプキンスのZOOMでの授賞式参加を許可していなかったことが明らかに! アンソニーの代理人が激白「主催者側から却下された」

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アンソニー・ホプキンス

先日開催されたアカデミー賞にて、2020年に公開された映画『The Father(原題)』で最優秀主演男優賞を受賞した俳優のアンソニー・ホプキンス。このたび彼の代理人が、授賞式にて許可されていなかったことがあったと明かしという。

アカデミー賞授賞式では、受賞者が発表された後にステージに立ちスピーチをすることが一般的だ。しかし今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響のより出席者数がしぼられており、アンソニー・ホプキンスもこの時間はイギリス、ウェールズの自宅で過ごしていた。彼自身83歳という高齢であり、感染を懸念しての判断だった。

それでもアカデミーの主催者側は世界の各地に拠点を設置し、そこから中継でスピーチを行えるよう事前に準備していたのだった。しかし、ZOOMなどのオンラインシステムを使用することは予定していなかった。

そんな中アンソニーの代理人がIndieWireの取材に応じ、「アンソニーは、(拠点がある)ダブリンやロンドンまで行く体力がありませんでした。そのため、アカデミー側にZOOMでの参加を希望する旨を伝えていましたが、許可されなかったのです」とその日の舞台裏を明かした。当日、アンソニーは授賞式の模様を見ることなく眠りについていたという。

アンソニーから受賞者スピーチが発表されたのは、翌日の朝のことだった。

ニューヨークタイムズのジャーナリスト、カイル・ブキャナン氏はこの報道について、「アンソニー・ホプキンスはZOOMを使用しての参加を希望したが、主催者側から却下された。代わりに共演したオリヴィア・コールマンが受け取る案もあったそうだが、信ぴょう性は低い」「かねてからアカデミー賞では、誰かが代理として受け取ることを認めておらず、受賞者が不在の場合はプレゼンターが受け取っている。(今回最有力とされていた故チャドウィック・ボーズマンが受賞した場合は例外もあったようだが)」とツイートしていた。

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