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チャドウィック・ボーズマンがアカデミー賞主演男優賞を逃したことを家族はどう思っている?「もしチャドウィックが生きていたら・・・」

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チャドウィック・ボーズマン

日本時間4月26日、第93回アカデミー賞授賞式が開催され、主演男優賞にアンソニー・ホプキンスが選ばれた。有力視されていたチャドウィック・ボーズマンが受賞しなかったことで世間では戸惑いの声が上がっていたが、彼の家族たちは、どう思っているのだろうか。

今回のアカデミー賞では、『ノマドランド』で監督賞を受賞したクロエ・ジャオが、アジア人女性初の受賞という快挙を成し遂げるなど、かなり話題性の高い授賞式となった。そんな中、アカデミー賞で一番のサプライズとなったのは、授賞式の最後に発表された主演男優賞だ。同賞には、『マ・レイニーのブラックボトム』で主演を務めた故チャドウィック・ボーズマンが受賞するのではという声が多かった。彼は、昨年8月に大腸がんでこの世を去ったのだが、本作は彼が闘病中に撮影された作品の一つだという。そして、チャドウィック受賞発表のため、主演男優賞のアナウンスを大トリにしたのではとも言われていた。

しかし、受賞したのは、授賞式に不在だった『ファーザー』の アンソニー・ホプキンス。緊張感が高まる中プレゼンターのホアキン・フェニックスがアナウンスするも、アンソニー不在のためスピーチもなく、主演男優賞受賞の発表はあっさりと終わってしまったのだ。

このどんでん返しにネット上では、「なぜチャドウィックじゃないの?」と不満の声が多く見られたが、一方でチャドウィックの家族はというと、真っ先にアンソニーを祝福したという。

Page Sixの報道によると、チャドウィックの兄弟であるデリック・ボーズマンは、もしチャドウィックが生きていたら「ホプキンスの受賞を真っ先に祝福しただろう」と話した。またデリックは自分と家族は、ノミネートされたすべての俳優が賞にふさわしいと思っていると語った。

またアンソニー本人も授賞式後に「あまりにも早くこの世を去ってしまったチャドウィック・ボーズマンに敬意を表したいと思います」とコメントしていた。

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