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アジア系女性が「英語で話せ!」と怒鳴りつけられた上、暴行を受ける事件が発生 「食事をしていたら突然・・」

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先週末、ニューヨークのアッパーウエストサイドで、アジア系の女性が「英語を話せ!」と怒鳴りつけられた上、髪を引っ張られツバを吐きかけられるという事件が起きた。

被害者はキム・ボギョン(26)で、3週間前にロサンゼルスからニューヨークに越してきたばかりだという。そんな彼女は日曜夜、ニューヨークの道ばたで友人と中国語で会話をしていた。そこに加害者と見られる女が暴言を放ったそうだ。

キム・ボギョンは月曜、The Post紙のインタビューに対し事件当時について、「加害者は私たちの後ろを歩いていました。彼女はテイクアウトしていた容器を持って食事をしていたんです。すると突然、侮辱する言葉とともに『英語で話しなさいよ!英語を話せ!!』と怒鳴りつけられました」と振り返っている。

おどろいたキムと友人はその場から逃げようと走り出したが、交差点の手前で掴みかかられた。キムは「おそらく、彼女は何かに対してとても怒っていたのでしょう。突然私の髪をひっぱり、ツバを吐きかけてきました」と語った。さらに加害者の女は残っていた食べ物をキムに向かって投げつけ挑発的な言葉を放ってきたが、騒ぎを見た通行人が止めに入り、女を引き離したのだった。

「とにかくビックリして、何も悪いことはしていないけれどとにかく彼女に謝ろうとしました」と語ったキムは、事件の一部を記録した動画とともにすぐにニューヨーク警察に駆け込んだ。

現在、この事件についてはヘイトクライムの担当部署が捜査を行っているが、月曜時点で犯人はまだ捕まっていない。被害にあったキムは、今後より気を付けて生活していくとし、「恐ろしい動画をネットで見ていたけれど、まさか自分がこんな目にあうとは思わなかった」と語っていた。

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