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テイラー・スウィフト − ハリー・スタイルズのせいでオトコぎらいに? ハリウッドで最高にイケてるリア充女子グループ「テイラー軍団」を作った歌姫、じつは心に深い闇をかかえていた・・・?【崖っぷちから這い上がった海外セレブたちVol.12】

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テイラー•スウィフト

自身の恋愛をネタに曲をつくり、ハリウッドで大成功をおさめたテイラー・スウィフト。でも曲が売れれば売れるほどなぜか恋が遠のく、という皮肉な結果に…。それならばとデートを封印、オンナ友達作りに精をだしはじめた彼女は、ハリウッド一の「リア充女子グループ」を創りだすの。その成りたちから、女子グループならではの“闇”にいたるまで、ガッツリ深堀りしちゃうゾ!

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セレーナ・ゴメス

オトコにも世間にもうんざりしたテイラーがとった行動

2013年のお正月に「ワン・ダイレクション」のハリー・スタイルズと別れたテイラー・スウィフト。当時バケーションで訪れていたイギリス領ヴァージン諸島で大ゲンカをしたふたり。怒ったテイラーがアメリカに帰国して、そのまま破局してしまうの。この恋がうまくいかなかった原因はどうやら、ハリーの“オンナ好き”。

▼“オンナ好き”か、みんなに優しい“いい人”なのかは意見がわかれるところ?

 

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テイラーいわく「つきあっていたときも、彼はいつもほかの女の子をチェックしていた」そうなの。彼女が「彼との恋愛中にもっとも感じていたのは“不安”という感情だった」んですって。「ひどいケンカになって別れてしまうまで、あとどれくらいなんだろう…1ヶ月?それともあと3日…?」なんて思っていたらしいわ。テイラーの話を聞くかぎり、楽しくて幸せな恋愛とはほど遠かったみたいね。

【動画】ハリーの名字からとったと思われる曲「スタイル」。つらい恋のおかげでまた名曲がひとつ誕生したってワケ

それまでたくさんの男性と浮名を流していたテイラーだけど、さすがに疲れちゃったのかしら。ハリーと別れたあとは、ぱったりと恋のウワサがなくなるの。うまくいかない恋にだけではなく、世間の反応にもウンザリしていた様子のテイラー。のちに、短い恋愛をくりかえしたことで「 “シリアルデーター(最初のトキメキを感じるためだけにデートをくりかえす人”とか、“オトコ狂い”などとメディアから書きたてられたの。そんなのフェアじゃないわ」と発言していたわね。

▼まったく冗談じゃないわ by テイラー

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(私をふくめ)海外セレブのラブライフに興味深々な人はとっても多いじゃない?気になるがゆえに、みんないいたい放題になってしまうコトも。でもセレブも同じ人間で、プライバシーに関していろいろいわれると傷ついたり、落ち込んだりするワケで…気をつけなきゃなぁ、って反省したわ!

とにかく、ハリーと別れたあとは、以前にもましてオンナ友達と過ごすことが多くなったテイラー。とくに親友のセレーナ・ゴメスとの仲はいままで以上に深くなったみたい。

▼2013年のMTVビデオ・ミュージック・アワードで。テイラーは「I Knew You Were Trouble」、セレーナは「Come & Get It」でそれぞれアワードを受賞

テイラーがハリーと別れたころは、ちょうどセレーナとジャスティン・ビーバーが破局と復縁をくりかえす“ドロ沼期”に突入したころでもあるの。一般女子と同じように、うまくいかない恋愛についてふたりで語り明かしたりしていたのかしら?

テイラー・スウィフト

2013年5月、ビルボード・ミュージック・アワードで。破局中だったセレーナとジャスティンがたまたますれ違いあいさつのハグをした瞬間(赤丸)。テイラー(青丸)が「オエ〜ッ」と舌をだしている。

▼セレーナ・ゴメスとジャスティンの出会いから別れまでを徹底解説

その後もオンナ友達づくりに精をだしたテイラー。2013年に、デビュー曲「ロイヤルズ」でグラミー賞を受賞したロードともさっそくおともだちに。ロードのパフォーマンスをみてテイラーがお花を送ったのが友情のはじまりなんですって!

▼さすがテイラーは、友情の始め方もなんだかロマンチック!

 

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そのほかにもヘイリー・スタインフェルド、そしてエリー・ゴールディングなど“旬なアーティスト”とどんどん親交を深めていったテイラー。さらに彼女の友達の輪がひろがったきっかけは、2013年秋の「ヴィクトリアズ・シークレット」。当時、世界でもっともイケてたこのランジェリー・ショーで、テイラーはパフォーマンスをすることになったの。

【動画】大ヒット曲「I Knew You Were Trouble」を歌ったテイラー。モデルに負けないほど長身でスリムな彼女のパフォーマンスは圧巻!

このショーに出演したおかげで、テイラーに大量の“モデル友達”ができることになったの。カーラ・デルヴィーニュ、カーリー・クロス、マーサ・ハントなど、泣く子もだまるスーパーモデルたちが、テイラーの“お友達リスト”に名を連ねるようになったワケね。こんな感じで、気がつくとテイラーを中心とした「超イケてるオンナの子たち」のグループが誕生していったの。

▼スーパーモデルたちに囲まれてパチリ

▼ヴィクトリアズ・シークレット伝説のモデルといえばこの人。ミランダ・カーの成り上がり人生についてはコチラ!

リア充女子、テイラーの前にたちはだかった強敵

テイラーは2014年、ニューヨークのトライベッカにマンションを購入。ふたつのユニットを合体させて改装したお値段はなんと20億円!ニューヨークにも拠点をかまえたこのころから、テイラーの“友達づくり活動”はさらに精力的になるの。

▼マンションの内部。内装はクラシックかつゴージャス!

テイラーはこの超イケてるお家に、イケてるお友達を次々と招待するようになってね。彼女たちのインスタグラムには「テイラーと美人であかるいリア充女子たち」がホームパーティーを楽しむ様子が次々と流れてくるようになったの。

▼2014年にNYのおうちで開かれたテイラーのお誕生日パーティー。セレーナ・ゴメス、カーリー・クロスのほかにビヨンセ&Jay-Zなどそうそうたるメンバーが集結!


このころから、テイラーとその華やかなオンナ友達は「テイラー・スクワッド(Taylor’s squad)」とよばれるように。超訳すると「テイラー軍団」といったところかしら。「オンナの友情」というのは、ときに「ステキな恋」よりも手にいれるのが難しいもの。それもあって美女たちばかりの友達グループをつくったテイラーは、全世界の女子たちのあこがれのマトになったワケね。

▼ジジ・ハディッド、マーサ・ハントなど、美女軍団たちをよんでこのマンションでしょっちゅうパーティーを開くようになったテイラー

 

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そのころ、テイラー・スウィフトは仕事も絶好調。彼女の人気はほかのセレブとは一線を画すクレイジーな状態に。ニューヨークの自宅のまえには、毎日何百人というファンやパパラッチたちが押しかけてね。彼女のすがたを一目みようと、人だかりができる事態になるの。

▼テイラーの家の前は、毎日こんな状態に

 

そんな中、テイラーはおでかけのたびにバッチリのヘアメイクとファッションで登場。もう、おうちの前が完全にファッション・ショーの舞台に早がわりよ。いつもきちんとオシャレをしていた彼女のプロ意識には脱帽だけど、毎日自宅の外がこんな状態なんてちょっと狂っているわよね!このころの彼女、ホントにおうちでリラックスできていたのかしら・・?

▼ヨレヨレのパジャマを着て外出なんてぜったいできない状況よね…

▼バッチリメイクとステキなドレスでおでかけのテイラー

とにかくハリウッド中の、そして世界中の女子たちから愛されまくっていたテイラー。でもね、もちろん彼女を嫌っていた人もいるワケよ。たとえば、みんなも知っていると思うけど、人気アーティストのケイティ・ペリー。もともとは仲良しだったはずの彼女とテイラーは、2013年ごろから犬猿の仲になってしまうの。

▼もとは仲良しだったはずのふたり

 

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ことの始まりは4枚目のアルバムをひっさげたテイラーの「レッド・ツアー」。そこで起用するはずだったバックダンサーを、ケイティが自身のツアーのために引きぬいたことにテイラーが激怒したってワケ。2014年には「親しい友達だったはずの人が、わたしのツアーを妨害しようとした」とインタビューで発言したテイラー。このインタビュー記事がでた直後に、こんどはケイティ・ペリーが意味深なツイートをするの。

▼「羊の皮をかぶったレジーナ・ジョージに気をつけて…」とツイートしたケイティ

レジーナ・ジョージというのは学園モノの映画「ミーン・ガールズ」にでてくる、かわいいけど意地悪なオンナの子。この一連の流れから、どうやらテイラーとケイティのあいだに確執があるらしい、ということが発覚するの。

ケイティいわく自分がバック・ダンサーを無理やり引きぬいたなんてまったくのウソ。あくまで契約にのっとってコトを進めたのに、なんでテイラーがそんなに怒るのかわからない、って感じだったらしいわよ。ハリウッドの頂点に君臨するふたりのアーティストのケンカに世間は釘づけになったわけ。

絶対に敵にはしたくないオンナ、テイラー・スウィフト

「私は争いごとがホントにキライなの」と語ったテイラー。それでもケイティに対して相当腹を立てていた彼女は、その怒りを仕事にぶつけることにしたみたい。うれしいことも悲しいこともすべてを曲作りのインスピレーションにしてきたテイラー。このケイティ・ペリーとのいさかいもしっかり歌にしたの。それがアルバム「1989」からシングル・カットされた「バッド・ブラッド」。

▼「バッド・ブラッド」のミュージックビデオ。2021年時点で14億回再生という驚異の再生回数をたたきだしている名曲

 

Did you have to do this? I was thinking that you could be trusted 
そんなことしなくちゃいけなかったワケ? あなたのこと信用できると思っていたのに

と、うらみ節全開でケイティをディスったテイラー。そして「オンナ同士の戦い」をコンセプトにしたミュージックビデオは、いままでのテイラーのイメージを180度くつがえすものだったの。彼女が演じたのは、信じていた仲間にうらぎられ、瀕死の状態においこまれた殺し屋。リベンジを誓い、技に磨きをかけ仲間を集めて裏切り者に復讐をはたすというストーリーはまさにケイティ・ペリーへの想いそのまま、といったところ。

▼殺し屋「カタストロフィー(物事の破滅という意味)」を演じたテイラー

 

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なによりスゴかったのは、ミュージック・ビデオに当時「テイラー軍団」に属していた華やかすぎるセレブたちが総出演したこと。裏切りモノの殺し屋役には親友のセレーナ・ゴメス。

▼テイラーの敵を演じたセレーナ・ゴメス。黒髪のボブが似合ってる!

カーラ・デルヴィーニュ、ジジ・ハディッド、カーリー・クロスら現役スーパーモデル勢ももちろん参加。さらにはゼンデイヤやジェシカ・アルバ、そしてシンディ・クロフォードなど、「いったいどこでその人脈を?」とびっくりするような大物までが出演していたの。

▼「テイラー軍団」が集結した撮影。ふとした瞬間さえも、スタイリッシュ!

ふつうに考えてこれだけのメンツに支払える予算なんて組めるわけないわよね。でもね、彼女たちは「テイラーのためなら」とみんな“友情出演”を快諾。なんとノーギャラでこの撮影に参加してくれたの。たった4分のミュージックビデオのために、タダでハリウッド中の“旬”なタレントたちをこんな集めるなんて、ハリウッド広しといえどテイラーにしかできないことだったわけ。

つまり「バッド・ブラッド」のミュージックビデオは、ただの音楽作品ではなくてね。テイラーのハリウッドでの人望と権力をこれでもか、とケイティに見せつけるものだったんじゃないかしら。「敵は容赦(ようしゃ)なくブッ潰すわよ!あたしほどの力があればホントにできちゃうんだからね」という警告でもあったのかもね?

▼アタシをなめると大変なことになるわよ?って感じだったのかしら?

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基本的にとても親切で面倒見がいい人、と評判のテイラー。ファンに対しても、すごく優しいことで有名よね。味方にすればぜったいに心強いタイプ。その反面、敵にまわすと厄介なことになりそうな匂いがプンプンするわね!

テイラーを敵にまわした、といえばスーパー・モデルのジェシカ・ハートの話も当時話題になったわね。2013年にヴィクトリアズ・シークレットのショーで共演したふたり。アフター・パーティーでのインタビューで、ジェシカはテイラーについて「彼女はすばらしいケド…なんていうか…(ショーに)合ってなかったと思うの」と発言するのね。

▼ヴィクトリアズ・シークレットで何年も活躍しているモデルだったジェシカ

テイラーをディスったと話題になったジェシカは、なんと翌年、ヴィクトリアズ・シークレットのショーからはずされてしまってね。彼女の発言に怒ったテイラーが「ジェシカ・ハートをショーからはずさなければ今年はパフォーマンスしない」といったらしいの。

ヴィクトリアズ・シークレットの上層部がこの報道を否定したので、真相は闇のなか。でも当時のテイラーの人気を考えれば、じゅうぶんにありえそうな話…。スーパーモデルひとりくらい簡単にクビにできるポジションだったのは事実だと思うの。

▼2014年、「ヴィクトリアズ・シークレット」のショーで「ブランク・スペース」をパフォーマンスしたテイラー。華やかな舞台のウラにはいつもちょっとドロっとした人間関係があるもの

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作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

まさに、女子グループのトップに君臨するようになったテイラー。何年かのちに彼女は、友達グループを「軍団化」したのは幼少期のトラウマが関係している、と告白。「小さいころクラスの人気者になれなかったことが、ずっと不安の尾を引いていたの」「ランチのときにテーブルでひとりぼっちだったこと、トイレに隠れていたこと、友達を作ろうとして笑いものにされたこと…それがオトナになってもフラッシュバックしていた」と語っているの。

▼オトナになってステキなオンナ友達がたくさんできたテイラー。子供のころの夢がかなってうれしかったはず

 

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子供のころに人間関係で経験した悲しみや孤独がやがて、「いつか、強いキズナをもつ女友達グループを作りたい」というモチベーションに変わっていったってワケね。幼少期にかかえた心の“闇”をバネに、ハリウッドがひれふす最強の女友達グループ「テイラー軍団」をつくった彼女。その影響力はとどまることをしらず、ここからさらにテイラーの人生を加速させていくの。そしてショービズ界の女帝となったこの歌姫をさらなるドラマがまちうけていたのよ!つづきは次回、お楽しみに!

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