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映画撮影での誤射事故で亡くなった撮影監督の父親、初めて声明を発表 「まだ信じられない」、残された9歳の息子の状況についても明かす

ハリナ・ハッチンス NEWS
ハリナ・ハッチンス

新作映画『Rust(原題)』の撮影中、誤射事故により亡くなった撮影監督のハリナ・ハッチンス。彼女の父親が事故後、初めて声明を発表した。

10月21日、俳優のアレック・ボールドウィンが出演する西部劇がテーマの最新映画『Rust(原題)』の撮影が、米ニューメキシコ州サンタフェにて、おこなわれていた。

撮影の中でアレックが、小道具のプロップガン(銃)を撃ったところ、なんとその銃が実弾が装填された銃であったのだ。この誤射により、撮影監督のハリナ・ハッチンス(42)が死亡、監督のジョエル・ソウザ(48)が負傷するという悲惨な事故が起きた。

今回の事故を受け、ハリナ・ハッチンスの父であるアナトリー・アンドロソビッチさんがコメントを発表した。

The Sunに対し、アナトリー・アンドロソビッチさんは「私たちはまだハリナが亡くなったことが信じられません。ハリナの母は悲しみで気が動転しています」と、悲痛な思いを語った。

さらにアナトリーさんは「私はアレック・ボールドウィンに責任は押し付けません。銃を扱った小道具担当の人々の責任です」と語っている。

撮影でアレックは、担当アシスタントディレクターから、銃は弾は入っていないため安全だと伝えられたにもかかわらず、本当は実弾が装填された銃であった。またこのアシスタントディレクターは、過去にも銃の扱いである映画プロジェクトから解雇されたことも明らかになっている。

またアナトリーさんは、残されたハンナ・ハッチンスの9歳の息子についても触れ、「彼はとてもひどい影響を受けました。彼は母親がいなくなり取り乱しています」と明かし、またハンナの夫のマシューさんはこの事故に関し、法的処置を取るかどうか決断するだろうと明かしている。

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