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クリスマスツリーから出火し家が全焼、家族3人が死亡・・ 隣家まで巻き込む大惨事となってしまった原因とは

火事の様子と、キングさん一家 NEWS
火事の様子と、キングさん一家

クリスマスの朝、米ペンシルベニア州にて火事が発生。父親1人と息子2人の計3人が亡くなる悲劇が起こった。出火の原因は、自宅のクリスマスツリーに飾られたライトだった。

地元メディア「Bucks County Courier Times」が報じたところによると、12月25日午前1時20分ごろ、ペンシルベニア州クアーカータウンの被害者宅で火の手があがり、父親のエリック・キングさん(41)、次男リアムくん(11)、三男パトリックくん(8)が亡くなったという。

さらに、2匹の犬も巻き込まれたようだ。また、母親と長男は逃げており無事だった。

この火事で被害者宅は隣の家も巻き込み全焼したが、隣人は逃げて無事だったという。

クアーカータウン警察は地元紙に対し、「出火元がクリスマスツリーであることは明確でした。本物の木だったのです」と語り、「本物のクリスマスツリーは、火の回りがとても早く、高温になるのです」と続けた。

この悲劇から1日も経たないうちに、キングさん家族には35万ドル(約4020万円)もの寄付が寄せられた。寄付の主催者によると、キングさん一家は地元の少年野球チームにて熱心に活動していたという。

主催者のクリスティン・ランダッツォさんは、「エリックと妻クリスティンは高校時代からの恋人で、これまでに出会った中でもっとも幸せそうなカップルでした」とつづり、「彼らはいつも笑顔で、ポジティブでした。愛される人たちだったのです。3人の息子たちとエリック、そしてクリスティンは、クアーカータウンの少年野球団体で大きな役割を果たしており、朝から晩まで野球場で熱心に活動していたのです」と付け加えた。

クエーカータウンの学区事務局も、12月25日(土)にフェイスブックを更新。キング一家について、「学校を特別な場所にしてくれる人々でした」と追悼している。

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