NEWS

ケヴィン・スペイシー、元子役への性的暴行裁判で「ハウス・オブ・カード」元スタッフの個人情報が公開される可能性!? 一体どうして・・?

ケヴィン・スペイシー NEWS
ケヴィン・スペイシー

2017年、ネットフリックスの人気ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」の制作中に、主演俳優のケヴィン・スペイシーからセクハラを受けたと証言した元スタッフが、彼に対する現在進行中の民事訴訟に巻き込まれる可能性があることがわかった。

「The Post」が入手した3月15日の命令書によると、ニューヨーク裁判所のルイス・A・カプラン米連邦地裁判事は、ケヴィン・スペイシーが俳優のアンソニー・ラップに対して性的暴行をはたらいたとする裁判にて、本来無関係であるはずの「ハウス・オブ・カード 野望の階段」制作スタッフの宣誓証言や個人情報が公開される可能性があることを通知しておくよう、スペイシーに命じたという。

テレビドラマ「スタートレック:ディスカバリー」などに出演していたアンソニー・ラップは、1986年、自身がまだ14歳のころに、出席していたパーティーにてスペイシーから性的暴行を受けたとして、2020年に訴訟を起こしていた。

そんなラップは、元「ハウス・オブ・カード 野望の階段」スタッフの宣誓供述書を入手し、スペイシーに対する自身の訴訟で使用する可能性があるとして、申し立てを行っている。

なお、ルイス・A・カプラン判事は今回の命令文の中で、「元スタッフらはみな、自分の名前や裁判への関与が公になれば、自分たちが苦しむことになるかもしれないという懸念を表明している」とつづり、元スタッフは4月3日までに、身元と証言の開示を要求するラップの申し立てを阻止するための嘆願書を提出することができると付け加えている。

「ハウス・オブ・カード 野望の階段」をめぐっては2019年、スペイシーがセクハラ疑惑で主演を降板したことから、脚本の変更などが必要になり、追加費用が生じたとして、制作会社のMRCがスペイシーに賠償を求めていた。2021年11月にはMRCに対し、約3100万ドル(約37億6500万円)を支払うよう命じられている。

 

tvgrooveをフォロー!