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ウィル・スミス、今後10年間アカデミーのすべてのイベントの参加が“禁止”に! アカデミーの声明ではクリス・ロックへの感謝がつづられる

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ウィル・スミス

人気俳優のウィル・スミスが、今後10年間、アカデミーのすべてのイベントへの参加を禁止されることとなった。

ウィルといえば、先日開催されたアカデミー賞授賞式での行動が物議を醸している。ことの発端は、コメディアンのクリス・ロックがステージ上で、「ジェイダ、『G.I.ジェーン』(丸坊主の女性キャラが登場する映画)の続編が楽しみだよ!」とウィルの妻ジェイダ・ピンケット・スミスのヘアスタイルをジョークでいじったことだ。ジェイダは過去に脱毛症で悩んでいることを公表し坊主にしており、このジョークに激怒したウィルはステージに上がり、強烈な平手打ちをクリスにお見舞いした。その後もウィルは放送禁止用語を使い、「妻の名前を口にするな」などと怒りを爆発させていた。

 

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映画芸術科学アカデミーが新たに発表した声明によると、「理事会は、2022年4月8日から10年間、スミス氏がアカデミー賞を含む(これに限らず)アカデミーのイベントやプログラムにバーチャルもしくは対面での出席を許可しないことを決定しました」とのこと。

また、声明ではクリス・ロックへの感謝がつづられており、「異常な状況下で冷静さを保ったロック氏に深い感謝の意を表したいです。また、司会者、ノミニー、プレゼンター、受賞者の方々のテレビ放送中の落ち着きと優雅さにも感謝したいと思います」としている。

ウィルは先日のアカデミー賞で主演男優賞を受賞しているが、この賞に関しては保持し続けることとなるという。またウィルは正式にアカデミーの会員を辞職している。「私は映画芸術科学アカデミーの会員を辞め、理事会が適切と考える更なる結果を受け入れるつもりです」「第94回アカデミー賞授賞式での私の行動は、衝撃的で、痛みを伴い、許しがたいものでした」とコメントしていた。

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