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交通事故で命を落とした女優アン・ヘッシュ、事故後、車内に45分も放置されていた! 何が救出を阻んだのか…? 事故発生当時の様子が明らかに

アン・ヘッシュ NEWS
アン・ヘッシュ PHOTO : David Buchan/Shutterstock

アン・ヘッシュ(享年53歳)が命を落とした自動車事故の詳細が明らかになった。

8月5日(金)、『ボルケーノ』や『愛とセックスとセレブリティ』などの出演で知られる女優のアン・ヘッシュが運転する車が、ロサンゼルス市内の住宅に突っ込み炎上する事故が発生した。アンはその後病院に搬送されたが、熱傷と脳に傷を負い昏睡状態に。そして8月12日、脳死宣告とともに、彼女が逝去したことが家族の代理人から公表された。

このたび、ロサンゼルス市警が公開した資料にて、アンが事故後しばらく車の中に閉じ込められていたことが明らかになったのだ。

Entertainment Weeklyが報じたところによると、消防士が車内のアンを発見するまでに20分、燃えている車を住宅から引っぱり出し、アンに治療をほどこすまでにさらに20分かかってきたことがわかったという。

ロサンゼルス消防局のリチャード・フィールズ副署長は地元メディアの取材に対し、「火災と煙がひどく車内がはっきり見えなかったことから、簡単に彼女にたどり着ける状況ではなかった」と説明。さらにアンが運転席ではなく、助手席の床の上で発見されたと付け加えた。

ロサンゼルス消防局が事故現場に到着したのは、当日午前11時1分のこと。消防士の1人が、事故に巻き込まれた人がいることを発見したという。副署長によると、それでも最初に確認されたのはアンではなく家の中にいた人物だったという。

消防士は消火活動を行いつつ、家の住人以外に誰も建物内にいないことを確認。その後11時22分になって、車の中に運転手が残っていることが確認された。

それからアンが救助されたのは約25分後の11時49分。ただちに救急車で病院に搬送されたアンだったが、大量の煙を吸引していたこと、さらに重度のやけどを負っていたことから、12日(金)に脳死と宣言された。

アンの生前の意思により、臓器提供されることになったことから、しばらく生命維持装置が付けられていたが、こちらも14日(日)に外されている。

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