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アーロン・カーターの回顧録、発売日が延期に!出版社は「家族への配慮」と声明を発表・・本人は出版を望んでいた?出版社側とアーロン代理人の意見が食い違う

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アーロン・カーター

現地時間、11月5日に34歳で自宅のバスタブで死亡しているところを発見されたアーロン・カーター。彼の回顧録の発売日が延期された。

アーロン・カーターは生前、作家のアンディ・シモンズと共に約3年かけて自伝本「Aaron Carter: An Incomplete Story of an Incomplete Life」を共同執筆していた。今回この本が11月15日に発売されることが決定。しかし、アーロンが亡くなってからたったの10日後に同著を出版するというBallast Books社の決断が物議を醸していた。アーロンの元恋人、ヒラリー・ダフも反発する声をあげていた。

そんな中、Ballast Books社と作家のアンディ・シモンズの代理人である弁護士スコット・アサートンが、Page Sixに声明を発表。「カーター氏の家族への敬意から、私のクライアントは現時点でこの本のさらなる出版を延期することにしました」で述べている。「カーター氏は単なる有名人ではなく、父親であり、兄弟であり、息子であり、まだ彼のために悲しんでいる多くの人にとって友人でもありました」と続けた。

そして、アサートンは声明の中で、アーロンが「自分の物語が語られることを望み」、「その物語をその美しさと生々しさとともに伝えるために、尊敬されるジャーナリストであり、作家でもある」シモンズを選んだと主張している。

「最近、世間の関心は、カーター氏の初期の頃の少数の交流に集中しています。より重要なのは、カーター氏の人生と、彼の仕事上の成功、個人的な苦悩、そして悲劇的な死から人々が何を学ぶことができるかということです」と声明は続いた。

一方、アーロンの代理人は、アーロン本人が この本の出版を止めようとしていたことを明かしている。「アーロンは、(本に取り組んでいる)最中に、『おれはこれとは何もしたくない』と言ってやめました」とコメントし、出版に対しては「それはアーロンの希望に反しています」と続けている。

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