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レイチェル・ワイズが双子の産婦人科医役で主演&製作総指揮を務める『戦慄の絆』、レイチェル・ワイズとアリス・バーチに日本独占インタビュー! オリジナル映画のジェレミー・アイアンズの演技から参考にしたこととは・・?本作のメインカラーである“赤色”の重要性って?[動画あり]

『戦慄の絆』©Amazon Studios INTERVIEWS
『戦慄の絆』©Amazon Studios

4月21日金曜日よりPrime Videoにて独占配信開始となるサイコスリラー『戦慄の絆』。アカデミー賞受賞俳優で、近年でも『女王陛下のお気に入り』や『ブラック・ウィドウ』などで印象深い演技を見せるレイチェル・ワイズが双子の産婦人科を演じる本作は、1988年のデヴィッド・クローネンバーグ監督の映画版を現代風にアレンジしたもの。

tvgrooveは本作配信に先駆け、本作で主演&製作総指揮を務めるレイチェル・ワイズと、クリエイター、脚本、製作総指揮を務めるアリス・バーチに独占インタビューを決行。オリジナル版で主演を務めたジェレミー・アイアンズから参考にしたこと、さらに、本作のメインカラーである“赤色”の重要性について伺ってきた。

ーーレイチェルさんに質問です。オリジナル版では主人公は男性でしたね。ジェレミー・アイアンズの演技はとても高評価を受けましたが、女性版を演じるにあたって、ジェレミーの演技から何か参考にしたことはありましたか?

レイチェル・ワイズ(以下、レイチェル):私はジェレミー・アイアンズの演技が大好きで、並外れた画期的なものだと思ったわ。私たちのショーが、デヴィッド・クローネンバーグ、ジェレミー・アイアンズ、ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルドへのオマージュであることを願っている。でも、このシリーズの脚本と演出を担当したアリスは、この作品をまったく異なる方向に持っていったのよ。マントル姉妹は、物語がうまくいかなくなるまで、いつも一緒にパーティに行ったり、楽しい時間を過ごしている。私たちは、それを自分たちの物語にしようとしているのだと思うわ。

『戦慄の絆』

『戦慄の絆』

ーーお二人に質問です。このショーでは、オリジナル版と同じく赤色がふんだんに使われていますね。お二人にとってこの色はどういった意味を持つのでしょうか。オリジナル版とはまた違った意味合いを持つのでしょうか。

アリス・バーチ: そうね、つねに私たちの考え方の一部だったし、本当に映画版に依存したかったのだと思う。彼(デヴィッド・クローネンバーグ)は色彩をとても見事に使っていて、私たちがショーの中で本当に使える視覚言語だと感じたわ。特に、赤い医療用ガウンがそうね。あれは映画の中でとてもすばらしかったし、私たちの衣装担当が最初に明確なビジョンを持っていたことの1つだった。

『戦慄の絆』

『戦慄の絆』

レイチェル : 本当にそうだと思う。監督兼エグゼクティブ・プロデューサーだったアリスとショーン・ダーキンの決断が大きかったわ。衣装担当者と一緒に、アリスが思いついたものだと思う。その時点で、私はオフィスでセリフを覚えていたから、それを見て「すてき!」「大好き!」と言っていたの。赤いラテックスグローブも好きだった。本当に並外れたものたと思うわ。

(インタビュー終わり)


原題:DEAD RINGERS

2023年4月21日(金)よりPrime Videoにて独占配信開始(全6話一挙配信)

ご視聴には会員登録が必要となります。

作品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/B0B8TP4J7R

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