アリアナ・グランデが、現在開催中の「The Eternal Sunshine Tour」を終えた後、表舞台からしばらく距離を置くことが明らかになった。
ニュー・アルバム『petal』が全米・全英チャートで1位を獲得するなど、アーティストとして絶好調ともいえるタイミングでの決断だけに、ファンからは心配の声も上がっている。しかしアリアナ本人は、今回の休養について最近起きた出来事への反応として急きょ決めたものではなく、以前から計画していたものだと説明している。
ツアー終了後、表舞台から距離を置くアリアナ
アリアナは現在、7年以上ぶりとなる大規模ツアー「The Eternal Sunshine Tour」を開催中。6月に米オークランドでスタートしたツアーは北米公演を終え、8月15日から英ロンドンのO2アリーナで10公演を開催し、9月1日に千秋楽を迎える予定だ。
海外の複数のメディアが伝えたところによると、アリアナはこのツアー終了後、しばらく公の場に出る活動から距離を置く予定だという。
Peopleなどの報道によると、アリアナをめぐっては近年、容姿や体型、健康状態などについて継続的にさまざまな憶測や批評が飛び交ってきた。代理人は、こうした世間からの強い詮索が本人に与えてきた負担にも言及している。
アリアナは長年にわたり、自身の外見や身体について第三者が憶測を広げることへの違和感をたびたび表明してきた。
「最近の何かに反応したわけではない」本人がファンに説明
一方、今回の決断を受け、アリアナの状態を心配するファンも少なくなかった。
そうした声を受け、アリアナはシカゴで行われた公演中に自ら今回の休養について説明した。
Varietyによると、アリアナは今回の休養について、最近起きた何かへの「反応」として決めたものではないことを強調。かなり前から考えていた決断であり、自分自身のために境界線を設ける必要があるという趣旨の説明をファンに行った。
つまり、最近になって突然何らかの問題が発生し、それを理由に活動をストップするというわけではないようだ。
長年にわたり世界的スターとして常に注目を浴び続けてきたアリアナが、ツアー終了という大きな節目を迎えるタイミングで、自分自身の時間を確保することを以前から計画していたというのが実情に近いといえるだろう。
2027年の舞台出演も取りやめ
今回の決断を象徴する大きな動きもある。
アリアナは、2027年にロンドンで上演予定だったスティーヴン・ソンドハイムのミュージカル『Sunday in the Park with George』から降板したと海外メディアが報じている。
同作では、映画『ウィキッド ふたりの魔女』シリーズで共演したジョナサン・ベイリーと再びタッグを組む予定だっただけに、大きな注目を集めていた。
Page Sixなどによると、アリアナはツアー後の休養期間を身近な人々と過ごしながら、表舞台から離れる時間を取ることを考えているという。
兄フランキーもアリアナをサポート
アリアナの決断には家族も寄り添っている。
兄のフランキー・グランデは、アリアナが北米ツアー最終公演を終えた後、Instagramを更新。シカゴ公演で撮影したアリアナの映像とともに妹への思いをつづり、これからも変わらず彼女を支えていく姿勢を示した。
母ジョーン・グランデも同公演を訪れていたという。
今回のフランキーのメッセージは、それだけなら小さなニュースかもしれない。しかし、アリアナが表舞台から距離を置くという大きな決断をした背景を伝えるうえでは、家族が彼女を支えていることがわかるエピソードのひとつといえる。
「活動終了」ではない ツアー後の休養へ
今回のニュースで注意したいのは、アリアナが音楽活動からの引退や無期限の活動休止を発表したわけではないという点だ。
現時点で明らかになっているのは、「The Eternal Sunshine Tour」終了後、表舞台や公の活動から距離を置くということ。そして本人自身が、それは以前から考えていた決断だと説明している。
アリアナは今年7月31日にニュー・アルバム『petal』をリリースしたばかり。同作は米Billboard 200と全英アルバム・チャートで初登場1位を獲得し、日本でもApple Musicの「トップ・アルバム」チャートで総合1位を記録するなど、世界各国で好調なスタートを切っている。
キャリアが再び大きな盛り上がりを見せている中で、あえて自分自身のための時間を選んだアリアナ。まずは9月1日のロンドン公演まで続くツアーを完走し、その後どのような時間を過ごすのか、ファンは静かに見守ることになりそうだ。



