マックルモアのツアー降板をめぐる騒動が、エド・シーランを今も揺らし続けている。
家族や親しい友人が距離を置き、サポートアクトが相次いで「Loop Tour」を離れたことを明かしていたエド。騒動の余波はそれだけにとどまらず、今度はSNSの数字やファンの行動にも表れている。
Page Sixによると、マックルモアがツアーから外されたことを公表する前、エドのInstagramフォロワー数は約4760万人だったが、その後は約4720万人まで減少。同メディアは「約50万人近くを失った」と報じている。表示されるフォロワー数は丸められているため正確な減少人数は確認できないが、少なくとも表示上は約40万人規模の変化となっている。
もちろん、このフォロワー減少のすべてがマックルモア騒動を理由とするものかどうかは確認されていない。ただ、降板をめぐる議論が続くなかで、エドのSNSにも大きな数字の変化が表れたことになる。
ファンからはチケット返金を求める声も
さらに、一部のファンからは「Loop Tour」のチケット代を返金してほしいとの声も上がっている。Page Sixは、マックルモアの降板後、チケットの返金を求めたり、エドがマックルモアを支持しなかったとして批判したりするファンがいると報じている。
発端となったのは、マックルモアがニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで行われた公演で「Free Palestine」と発言し、2024年発表の抗議曲「Hind’s Hall」を披露したことだった。その後、マックルモアは残る米国公演のラインナップから外された。
マックルモア側は、複数の会場からの圧力が降板につながったと主張。一方、エドは自身のSNSで、マックルモアを外す決定は自分ではなくツアーのプロモーターによるものだったと説明し、両者の間を取り持とうとしたとしている。ABC Newsも9月16日、エドがこの問題について初めて公に説明したと報じた。
【動画】エド・シーラン、マックルモア降板後に初めて説明
サポートアクトの離脱から、ファンの反発へ
騒動後には、フィニアス、ルーカス・グラハム、アーロン・ロウ、ベオガらが相次いでツアーから離脱した。ABC Newsも、マックルモアの降板に抗議する形で複数の出演者がツアーを離れたと報じている。
エド自身も、騒動によって長年付き合いのあった友人や家族の一部が距離を置いたと明かしている。9月19日のフィラデルフィア公演では、ここ数日の出来事について観客に語りながら涙を見せた。
一方で、その日の会場には約5万人が集まった。エドはステージから、目の前の観客について「自分を見放さなかった」人々だと語り、ツアーを続ける意思を示した。
CBS Newsは、このフィラデルフィア公演でエドが騒動について語る映像を公開。エドはファンに謝罪し、自身が「間違いも犯している」と認めたうえで、ガザの状況についても言及した。
【動画】エド・シーラン、騒動後のステージでファンに謝罪
“マックルモア騒動”はまだ収まらず
エドはマックルモアの降板について、自身が直接決定したものではなかったと説明している。一方、マックルモア側は会場側からの圧力があったと主張しており、この問題をめぐってはそれぞれ異なる説明や評価が続いている。
そのなかで、サポートアクトの離脱、身近な人々との関係、そしてInstagramフォロワーの減少やチケット返金要求と、影響はさまざまな形で表れている。
一方で、フィラデルフィアでは大勢の観客がエドのステージを見届けたことも事実だ。
ツアーをめぐる反発と支持が交錯するなか、“マックルモア騒動”の余波は、いまだ収まっていないようだ。




