ブラッド・ピットが、あのクリフ・ブースとして帰ってくる。
Netflixは、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のクリフ・ブースを主人公にした新作『THE FURTHER MIS-ADVENTURES OF CLIFF BOOTH』の正式予告編を公開した。
ブラッド・ピットが再びクリフを演じ、前作で描かれた1969年から8年後となる1977年のハリウッドが舞台。脚本はクリフを生み出したクエンティン・タランティーノ、監督はデヴィッド・フィンチャーが務める。
8年後のクリフ・ブースは“フィクサー”に
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』では、スタントマンとして生きながら、ハリウッドの裏側を飄々と渡り歩いていたクリフ。
しかし8年後の彼は、以前とは少し違う仕事をしている。
Netflixによると、1977年のクリフは普段、バーテンダーや映写技師として働く一方、ハリウッドで起こる厄介ごとを処理する“フィクサー”として活動しているという。
殺人、脅迫、窃盗、ゆすり――。華やかな映画業界の裏側で起こるさまざまな問題を、ときには法の枠からはみ出すような独自のやり方で解決していく。
Netflixは、前作で描かれた世界を“おとぎ話”になぞらえる一方、新作についてはそこから一転したクライムストーリーと紹介している。
今回公開された予告編でも、サングラス姿で車を走らせるクリフをはじめ、銃や暴力、ハリウッドの裏社会を思わせる場面が次々と登場。前作とはまた違う、危険な空気をまとったクリフの姿を見ることができる。
【動画】ブラッド・ピットがクリフ・ブース役で帰還! 新作予告編
タランティーノが脚本、フィンチャーが監督
映画ファンにとって、もうひとつ大きな注目ポイントがある。
クリフ・ブースを生み出したクエンティン・タランティーノが今回、新たな脚本を執筆。そして監督を務めるのは、『セブン』『ファイト・クラブ』『ソーシャル・ネットワーク』『ゴーン・ガール』などで知られるデヴィッド・フィンチャーだ。
つまり今回は、“タランティーノが書いたクリフ・ブースを、フィンチャーが撮る”という異例の組み合わせになる。
タランティーノ作品ならではの飄々としたユーモアと暴力性をまとったクリフが、フィンチャーのダークで緊張感のある映像世界でどう描かれるのか。前作とは別の魅力を持つ作品になりそうだ。
なお、ブラッド・ピットは『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でクリフを演じ、第92回アカデミー賞助演男優賞を受賞している。Netflixも今回の新作を、ブラッド・ピットが“アカデミー賞受賞役”に復帰する作品として紹介している。
1977年のハリウッドで新たな人物たちと遭遇
新作では、クリフを取り巻く新たな登場人物も明らかになっている。
エリザベス・デビッキが演じるのは、タレントエージェントのカレン・クロスビー。彼女からの連絡をきっかけに、クリフはスコット・カーン演じるテレビ界のスター、チャーリー・ピーターズの周辺で起きている問題に関わっていくことになる。
さらに、チャーリーの妻トニ役にカーラ・グギノ、元プロフットボール選手から俳優へ転身したロデリック“ホット・ロッド”ハリソン役にヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世。ピーター・ウェラーも出演する。
謎めいたギャングたちも登場し、暴力、野心、欲望が交錯する1977年のロサンゼルスで、クリフがさまざまなトラブルに巻き込まれていくことになるという。
11月にIMAX上映、12月にNetflix配信
『THE FURTHER MIS-ADVENTURES OF CLIFF BOOTH』は、11月25日から世界のIMAXシアターで2週間限定上映され、その後12月23日からNetflixで配信される予定だ。
1969年のスタントマンから、1977年のハリウッドで厄介ごとを片づける“フィクサー”へ。
タランティーノが生み出したクリフ・ブースを、フィンチャーがどんな新しい世界へ連れていくのか。今回公開された予告編は、前作とはひと味違うクリフの帰還を期待させるものとなっている。






