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スティッフパーソン症候群を患っているセリーヌ・ディオン、現在の状態を姉が明かす 「効く薬が見つからない」

セリーヌ・ディオン MUSIC/ARTISTS
セリーヌ・ディオン

神経系の難病「スティッフパーソン症候群」と診断された世界的歌姫セリーヌ・ディオン(55)の現在の状態について実姉クローデット・ディオン(74)が明かしている。

カナダのタブロイド紙「Le Journal de Montréal」のインタビューに応じたクローデットは、セリーヌが治療法を見つけるのに苦労していることを告白。その分野でトップの研究者たちがセリーヌを診ているものの、彼女の健康状態はほとんど改善されていないという。

「効く薬は見つかっていませんが、希望を持つことが大切です」(クローデット)

セリーヌが患っているスティッフパーソン症候群は、胴体や腕、脚などの筋肉がこわばる進行性の神経障害。はっきりしたデータはないが、100万人に1人の割合で発症すると言われている。また英Daily Mail誌によると、この病気を完治させる治療法は現時点ではないそうだが、進行を遅らせることはできるという。

スティッフパーソン症候群と診断されたセリーヌはワールドツアーのキャンセルを余儀なくされたが、クローデットはリハビリのためには必要な決断だったと語る。

「正直言って、彼女には主に休息が必要だと思うの。彼女はいつも予想を超えることをし、常にベストを尽くし、トップの状態にいようとする。あるタイミングで心と体は何かを伝えようとすることがある。それに耳を傾けることが重要なの」

クローデットによれば、現在セリーヌの姉であるリンダがラスベガスにあるセリーヌの自宅に移り住み、彼女の世話をしているという。

セリーヌは昨年12月、自身がスティッフパーソン症候群を患っていることを公表。「時には歩くことが困難になり、以前のように声帯を使って歌うことができない状態です」と、病気が生活や歌声に支障をきたしていることを明らかにしたセリーヌは、「今は治療に集中するしかないですが、自分は回復への道をたどっているという“希望”を持っています」とも語り、再び“ステージに立つ”という目標を持ちながら病気と向き合っていることを明かしていた。

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