Netflixによる実写ドラマシリーズ版「Avatar: The Last Airbender(原題)」より、キャラクターの写真が新たに公開された。
Netflix(ネットフリックス)より、「Avatar: The Last Airbender」のキャラクター写真5枚がリリースされた。
「Avatar: The Last Airbender」といえば、日本でも「アバター 伝説の少年アン」という名前で知られる、特にアメリカで人気のアニメシリーズだが、2010年にM・ナイト・シャマラン監督が実写映画化(『エアベンダー』)した際は散々な酷評を受ける結果になってしまい、続編に繋がる映画にしてあったにもかかわらず白紙に戻されてしまったという過去がある。
【動画】2010年の実写映画『エアベンダー』予告編
今回の実写化は「ONE PIECE」も成功させたNetflixが手がけ、しかも映画ではなくドラマシリーズでの製作ということで、同アニメの実写化リベンジを成功させようと狙っていることだろう。
今回写真がリリースされたキャラクター(※)は、オザイ王(ダニエル・デイ・キム)、アイロ将軍(ポール・スン=ヒョン・リー)、ジャオ司令官(ケン・レオン)、アズーラ王女(エリザベス・ユー)の4名、そしてすでに写真が出ていたズーコ王子(ダラス・リウ)の新たな写真。5名はいずれも“火の国”に属するキャラクターだ。
![オザイ王(@netflix / Instagram)](https://www.tvgroove.com/wp-content/uploads/2023/10/lastairbender-1.jpg)
オザイ王(@netflix / Instagram)
![アイロ将軍(@netflix / Instagram)](https://www.tvgroove.com/wp-content/uploads/2023/10/lastairbender-2.jpg)
アイロ将軍(@netflix / Instagram)
![アズーラ王女(@netflix / Instagram)](https://www.tvgroove.com/wp-content/uploads/2023/10/lastairbender-3.jpg)
アズーラ王女(@netflix / Instagram)
![ジャオ司令官(@netflix / Instagram)](https://www.tvgroove.com/wp-content/uploads/2023/10/lastairbender-4.jpg)
ジャオ司令官(@netflix / Instagram)
![ズーコ王子の新たな写真(@netflix / Instagram)](https://www.tvgroove.com/wp-content/uploads/2023/10/lastairbender-5.jpg)
ズーコ王子の新たな写真(@netflix / Instagram)
※キャラクター名の日本語表記は現在不明のため、2010年の映画『エアベンダー』でのカタカナ表記で記載している。
以前にはズーコ王子のほか、主人公の“エアベンダー”ことアン(ゴードン・コーミエ)、南の水の国の兄弟カタラ(ギャワンディーヨ)とサカ(イアン・ウィーズリー)の姿が公開されている。
![6月に公開されたキャラクターたち。左からアン、カタラ、サカ](https://www.tvgroove.com/wp-content/uploads/2023/10/d8948f48647ec112b295b7e2998dda74.jpg)
6月に公開されたキャラクターたち。左からアン、カタラ、サカ
「Avatar: The Last Airbender(原題)」の配信日は未定だが2024年を予定しており、シーズン1は8エピソード構成の予定だ。
アニメ版と同様、このシリーズでは、主人公アンが“アバター”としての運命をまっとうし、火の国による戦争で荒廃した世界に平和をもたらすために修行する姿を描くといわれている。
製作総指揮にはアルバート・キム、ダン・リン、リンゼー・リベラトーレ、ジャバー・ライサニ、マイケル・ゴイが名をつらね、ライサニとゴイはこのシリーズの監督も務める。
今後数年間、このシリーズのファンにはたくさんの楽しみが待っている予定だ。
このNetflixシリーズに加え、アンと仲間たちの物語を続けるアニメ映画の制作も始まっており、この映画も2025年後半に公開予定。
![](https://www.tvgroove.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_4851-e1709469230601.jpeg)
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。東京都職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信しながら、映画関連のイベントの運営、各種SNS(X・Instagram)において映画に関する発信を行なっている。