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ピンク、妊娠中のファンがなんとコンサート中に出産! 赤ちゃんの名前を「ドリー・ピンク」に命名

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人気歌手ピンク(P!NK)のコンサート中、なんと産気づいたファンの女性が、会場内で出産するというハプニングが起きた。

現在最新アルバム「ビューティフル・トラウマ」を引っさげたツアー「ビューティフル・トラウマ・ツアー」を行っているピンクは、現地時間6月25日(火)、イギリス・リバプールのアンフィールド・スタジアムで公演を開催した。

コンサートを鑑賞しに来ていたデニス・ジョーンズさん(32)は、その時妊娠中で、コンサートの1曲目「Let’s Get The Party Started」で陣痛を起こしたという。陣痛を起こしたとき、デニスさんは会場のメインスタンドにいて、救護室はスタジアムの反対側にあったという。なので救急隊がデニスさんのところに駆け付けるためには何千ものファンをかき分けていかなければいけなかったという。

ホイストン病院の救急部のコンサルタントであるマシューズ博士は「私たちがデニスさんのところにたどり着いたとき、彼女は明らかに妊娠しておて、陣痛を起こしているのがわかりました。私たちはできるだけ早く彼女を観客席下の応急処置室に移動させることにしました。彼女を病院へ入院させる充分な時間がなかったため、彼女はスタジアムの中で出産しなければいけなくなったのです」と、なんと病院ではなく、コンサート会場でお産をすることを決行したのだという。

さらにマシューズ博士は出産について「5分もかからなかった」と明かした。「心配する時間もありませんでしたね。私たちはただ取り掛かって、処置しなければいけませんでした。応急処置室には分娩のための設備はありませんでした。こんなこと頻繁には起こりませんし、アンフィールド・スタジアム(コンサート会場)で赤ちゃんを取り上げることなんてこれまでにありませんでしたからね。ものごとがうまくいくと、いつでもいい気分ですよね。デニスさんはとても自然にやりとげました。痛みを和らげる時間はありませんでした」とコメントした。

また出産したデニスさんは、コンサートをちゃんと見ることができなかったことを不満に思うというジョークも言うほど今は元気な様子。さらにデニスさんは当初赤ちゃんの名前を「ドリー・ルイーズ」という名前にする予定だったそうだが、ピンクにちなんで、「ドリー・ピンク」と命名したと明かした。

産まれたばかりの赤ちゃん「ドリー・ピンク」を抱えるデニスさん↓↓

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