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アヴリル・ラヴィーン、約5年ぶりの待望のツアーがついに開幕! LA公演レポート到着 [ライブレポート]

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アヴリル・ラヴィーン/(c)Ryan McFadden

過去最高傑作といっても過言ではない最新アルバムの名を冠した「ヘッド・アバーヴ・ウォーター」北米ツアーを、9月14日にシアトルでスタートさせたアヴリル・ラヴィーン。4日目となるロサンゼルス公演の会場は、映画『ラ・ラ・ランド』の撮影に使われたグリフィス公園内にある野外劇場のグリーク・シアターだ。

前座のJagwar Twinがパフォーマンスする間に、約6000人収容の場内は幅広い年齢層の男女で満杯になった。小さな子連れの親達もいて、17年前に17歳でデビューした彼女のファンが一様に大人になったことを実感させられる。

8時30分頃、バンドが奏でるイントロの音楽と共に「ヘッド・アバーヴ・ウォーター」のPVに似た映像が、ステージ奥のスクリーンで流れ出した。場内の熱気が一気に高まる。そして白いゴージャスなドレスをまとったアヴリルが登場すると、大歓声が巻き起こった。ブロンドのロングヘアが白いドレスに映えていて、目を見張る美しさだ。

(c)Ryan McFadden

(c)Ryan McFadden

オープニング曲は「ヘッド・アバーヴ・ウォーター」。この曲だけはギター、ベース、ドラム、キーボードという従来通りのバンドにストリングス奏者を加えた特別編成で、死を意識するほどの闘病生活の中で生まれた特別な曲を、アヴリルは全身で歌い上げた。

ニューアルバムを聞いて気づいた人もいると思うが、今のアヴリルの歌声は、過去最高に強力になっている。ライヴではそれがさらにはっきりと感じられた。しかも驚くべきことに、10代の頃の瑞々しさが全く失われていない。

それからアヴリルは一旦ステージを離れ、バンドが演奏している間に衣装チェンジ。ジーンズと肩に大きなフリルがついた黒のタンクトップ姿で再登場し、「『ヘッド・アバーヴ・ウォーター・ツアー』にようこそ!このツアーはすごく特別なの。5年ぶりのツアーだから。観に来てくれて本当にありがとう。この音楽に浸って、最高の時間を過ごしてね!」と語りかけた。

そして「マイ・ハッピー・エンディング」、「ヒアズ・トゥ・ネヴァー・グローイング・アップ」、「ホワット・ザ・ヘル」と一緒に歌えて踊れるアップテンポの曲でどんどん会場をヒートアップさせていく。「これはすごく特別な曲よ。17歳の私が初めて発表した曲で、初めてラジオで自分の歌を聞いた曲だから」というMCで始まった「コンプリケイテッド」では特に熱狂的な歓声が上がり、天まで届きそうな大合唱になった。

2度目の瞬間的な衣装替えの後、彼女は再び観客に語りかけた。「私は14歳の時に曲を書き始めて、17歳で初めてアルバムを作って、その後に才能あるアーティストに曲を提供したの。ケリー・クラークソンの「ブレイクアウェイ」よ。昨日の夜、初めてパフォーマンスしてみたんだけど、この曲を歌うべきだわって思ったの」。そして彼女は『アメリカン・アイドル』出身のケリーが大ヒットさせた曲を圧倒的な歌唱力で歌い上げ、客席からは感嘆の声が上がった。それに続くギターを弾きながらのバラード2曲も大合唱となり、ピアノの弾き語りの「ホエン・ユーアー・ゴーン」は、アヴリルのかけ声で携帯とライターの無数の光が場内を照らす中で切々と歌い上げられた。

(c)Ryan McFadden

(c)Ryan McFadden

3度目の衣装チェンジの間に流れたのは、日本への愛が感じられる「ハロー・キティ」のインスト。スクリーンにはハロー・キティと彼女が経営するブランド、アビー・ドーンで使われているようなドクロのイラストを合体させたキュートな映像が映し出されていた。それからアヴリルが「ガールフレンド」と「ヒー・ワズント」で場内は再びパーティモードになり、アヴリル世代なら誰もが懐かしさを感じるウィーザーの「ビバリー・ヒルズ」のカバーでは、Jagwar Twinのシンガーが再登場してヴォーカルを担当し、アヴリルはなんとドラムを披露。続く「スケーター・ボーイ」で観客がジャンプしながら歌いまくるという大熱狂の中、ショウは一旦幕を閉じた。

大歓声に導かれて始まったアンコールの1曲目は新作からの最新シングル「アイ・フェル・イン・ラヴ・ウィズ・ザ・デヴィル」。この曲のPVと同様の赤いドレスに着替えたアヴリルは、ステージ中央に現れたグランドピアノを弾きながら熱唱した。

そしてラスト曲は、「アイム・ウィズ・ユー」。「今夜は観に来てくれて本当にありがとう。みんなのこと、本当に愛してるわ」と言ったアヴリルは、満面の笑顔を見せながら観客にマイクを向けて何度もサビのパートを歌わせ、その夜最大の合唱を巻き起こし、「ロサンゼルス!私はあなた達と一緒にいるよ!」という嬉しい言葉と投げキスを放って約1時間15分のショウを終えた。あちこちから「最高だった!」、「すっごく良かったね!」、「もう私、これで死んでもいい」と、観客の興奮冷めやらぬ声が聞こえてくる。17年間のキャリアを集大成した上で、この先も続いていくアヴリルの輝かしい未来を想像させるような素晴らしいステージだった。

(文:鈴木美穂)

<セットリスト>
Head Above Water|ヘッド・アバーヴ・ウォーター
My Happy Ending|マイ・ハッピー・エンディング
Here’s to Never Growing Up|ネヴァー・グロウイング・アップ
What the Hell|ワット・ザ・ヘル
Complicated|コンプリケイテッド
Breakaway (Kelly Clarkson cover)|ブレイクアウェイ(ケリー・クラークソン カヴァー)
Keep Holding On|キープ・ホールディング・オン
Don’t Tell Me|ドント・テル・ミー
When You’re Gone|ホエン・ユーアー・ゴーン
Hello Kitty (Instrumental) |ハロー・キティ(インストゥルメンタル)
Girlfriend|ガールフレンド
He Wasn’t|ヒー・ワズント
Beverly Hills (Weezer cover)|ビバリー・ヒルズ(ウィーザー カヴァー)
Sk8er Boi|スケ8ター・ボーイ
<アンコール>
I Fell in Love With the Devil|アイ・フェル・イン・ラヴ・ウィズ・ザ・デヴィル
I’m With You|アイム・ウィズ・ユー

●アルバム『ヘッド・アバーヴ・ウォーター』購入/再生はこちら:
https://SonyMusicJapan.lnk.to/AvrilALHAW

【動画】「ヘッド・アバーヴ・ウォーター」ミュージック・ビデオ視聴リンク(字幕付き)

【リリース情報】
Avril Lavigne|アヴリル・ラヴィーン
最新アルバム
『Head Above Water|ヘッド・アバーヴ・ウォーター』
発売中(2019年2月15日)
購入/再生リンク:https://SonyMusicJapan.lnk.to/AvrilALHAW

<国内盤>
全13曲
2形態同時発売
●完全生産限定<カードケース付き>デラックス盤: デジパック仕様 / 3,500円+税 / SICX30068-69
●通常盤2,400円+税 / SICX-30067
※以下2形態共通
高品質Bluspec CD2仕様(CDプレイヤーで再生可能)
抽選でアーティスト・グッズが当たる応募ステッカー付(通常盤は初回生産分のみ)
ボーナス・トラック1曲収録

<配信/輸入盤CD/LP>
全12曲

アルバム・トラックリスト
国内盤CD
01. Head Above Water|ヘッド・アバーヴ・ウォーター
02. Birdie|バーディー
03. I Fell In Love With The Devil|アイ・フェル・イン・ラヴ・ウィズ・ザ・デヴィル
04. Tell Me It’s Over|テル・ミー・イッツ・オーヴァー
05. Dumb Blonde|ダム・ブロンド
06. It Was In Me|イット・ワズ・イン・ミー
07. Souvenir|スーヴェニア
08. Crush|クラッシュ
09. Goddess|ゴッデス
10. Bigger Wow|ビッガー・ワオ
11. Love Me Insane|ラヴ・ミー・インセイン
12. Warrior|ウォリアー
日本盤ボーナス・トラック
13.Head Above Water Featuring Travis of We The Kings|ヘッド・アバーヴ・ウォーター
feat. トラヴィス・オブ・ウィー・ザ・キングス

配信
01. Head Above Water|ヘッド・アバーヴ・ウォーター
02. Birdie|バーディー
03. I Fell In Love With The Devil|アイ・フェル・イン・ラヴ・ウィズ・ザ・デヴィル
04. Tell Me It’s Over|テル・ミー・イッツ・オーヴァー
05. Dumb Blonde feat. Nicki Minaj|ダム・ブロンド feat. ニッキー・ミナージュ(配信限定)
06. It Was In Me|イット・ワズ・イン・ミー
07. Souvenir|スーヴェニア
08. Crush|クラッシュ
09. Goddess|ゴッデス
10. Bigger Wow|ビッガー・ワオ
11. Love Me Insane|ラヴ・ミー・インセイン
12. Warrior|ウォリアー

音楽活動と並行し、2010年に自身が立ち上げた慈善財団「アヴリル・ラヴィーン・ファンデーション」で慈善活動を継続。現在、ライム病を始めとする難病患者支援のためのチャリティ活動を精力的に行っている。(www.TheAvrilLavigneFoundation.org)

自身のファッション・ブランド「Abbey Dawn」(アビー・ドーン)も展開中。(http://www.abbeydawn.com/)

【関連サイト】
●日本公式サイト:http://www.sonymusic.co.jp/avril
●アヴリル・ラヴィーン公式LINE:https://line.me/R/ti/p/%40avrillavigne
●アヴリル・ラヴィーン日本公式Twitter:https://twitter.com/avriljp?lang=ja
●海外公式インスタグラム:http://twitter.com/AvrilLavigne

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