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大ヒットディズニー映画「アナと雪の女王」、3作目の制作の可能性は…!?

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過去20年で「アナと雪の女王」はディズニー映画において最もヒットした作品である。ファンから続編が期待される中、2019年11月22日についに続編である「アナと雪の女王2」が公開された。ここで気になるのが、3作目となる「アナと雪の女王3」は製作されるのかということだ。3作目の可能性についてcheatsheet.comが伝えている。

実は、「アナと雪の女王2」は、当初は制作されることが予定されていなかったという。90年代以降、ディズニーは人気作の続編を劇場版ではなく、オリジナルビデオで製作してきたからだ。しかし、ジョン・ラセターの指揮の下、オリジナル・ビデオの代わりに、「ラマだった王様 学校へ行こう!」や「塔の上のラプンツェル」などの人気作品のスピンオフをテレビで放送してきた。

「アナと雪の女王2」が成功すれば、3作目が製作される可能性はぐんと高くなる。「アナと雪の女王」の関連商品も成功を収めており、十分に「アナと雪の女王2」が多くの興行収入を上げることは目に見えている。

しかし、「アナと雪の女王2」でアグナル国王役を演じたアルフレッド・モリーナは、「3作目が出るとは思えないね。そう聞いたんだ。でも、本当のことは誰にも分からないよ。ぼくが決めることじゃないしね」と話した。

「アナと雪の女王」とその続編の2作で監督を務めたクリス・バックによれば、「この2作品で話が完結しているし、3を作るつもりはない。でも、世の中『絶対』ということはないからね。まだ分からないよ。」ということだ。彼は3作目を作る意欲が全くないということもなさそうだ。

エルサの声を務めるイディナ・メンゼルは、3作目でもエルサを演じたいと話したが、全てはディズニーの決断にかかっているという。

多くのファンが3作目を期待しているが、「アナと雪の女王」の人気が衰えるということも可能性としてある。「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ映画「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」は大ヒットを期待されたが、実際は予想を大きく下回る結果となった。ディズニーの会長であるボブ・アイガー氏は「ハン・ソロ」の失敗は、「ウォルト・ディズニー社の米株式市場の反落が影響したためだ」と話した。

そして「アナと雪の女王」の製作には莫大な費用がかかる。ディズニーは、3作目が完成するまで、市場の「アナ雪」熱が冷めないことを祈るばかりだ。世間がエルサ女王のさらなるアドベンチャーにどれほど興味を持っているかどうか、今後の動きが気になるところである。

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