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過去にライム病を発症したアヴリル・ラヴィーン、ジャスティン・ビーバーや同じ病気を患った全ての人への力強いメッセージを送る! 「希望があることを伝えたい」

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ジャスティン・ビーバーと、アヴリル・ラヴィーン

カナダ出身の人気シンガーのアヴリル・ラヴィーン(35)が、ライム病を告白した人気歌手のジャスティン・ビーバー(25)や、同じ病気を患ったすべての人へ、克服した身として力強いメッセージを送った。

1月9日、ジャスティン・ビーバーは自身のインスタグラムで、ライム病を患っていることを告白した。

ライム病とは野ネズミやシカ、野鳥などを保菌動物とし、マダニに媒介されるスピロヘータの一種、ボレリアの感染によって引き起こされる人獣共通感染症だ。一般的な症状は、発熱、咽頭痛、リンパ節腫脹の三徴を特徴とする。1970年代以降、アメリカ北東部を中心に流行が続いているという。通常は抗生物質治療を行うが、治療を終了しても、半年以上痛みに悩まされ、疲労や思考の混乱さえ生じてしまったりと、1~2割の患者が後遺症が残ってしまうという。ジャスティンの場合後遺症が残ってしまったという。

ジャスティンはインスタグラムで

「多くの人がジャスティン・ビーバーは見た目が最悪で、メス(ドラッグ)をやっているとか言っていたけど、ぼくが最近ライム病と診断されたということには気づかなかった。それだけではなく深刻な慢性的伝染性単核球症(でんせんせいたんかくきゅうしょう)もあって、肌や脳機能、体力、健康全体に影響を及ぼしていたんだ。これに関する詳細は、もうすぐYouTubeで公開するドキュメンタリーシリーズでさらに明らかになるよ。ぼくが闘病している姿、そして克服する姿全部が見られるんだ!ここ数年は大変な年だったけど、正しい治療を受けていて、今はまだ完治しないこの病気の対処をしている。これまでよりも良い自分で帰ってくるよ。大げさじゃないからね」

と書きつづった。

Instagram

そんな中、同じく過去にライム病を患い生死をさまよった経験がある歌手のアヴリル・ラヴィーンが、ジャスティンにエールを送った。

アヴリルも2014年にライム病を発症し、治療に専念するために音楽活動を休止。まるで自分が死んでいると感じるほどつらかった闘病生活についても明かしている。

アヴリルは

「今日、ジャスティン・ビーバーがライム病を患っていることを告白しました。この体を衰弱させてしまう病気を患っている人は本当にたくさんいるんです!私が愛する大切な人々、そして多くの友人たちやファンたちでもこの病気に苦しんでいます。ライム病を患ってしまったすべての人へ、そこには希望があることを伝えたいです。なぜならライム病は毎日が葛藤で、私は闘病していた2年間、本当に具合が悪く、自分の人生をかけて闘っていました。楽曲『Head Above Water』を書くことが、私の最悪な時間を乗り越えるための手助けとなりました。でもツラい日は繰り返し来ては去っていきました。あの時はアルバムを制作することで私の人生は救われました。人々に私の経験をシェアし、そのストーリーを伝える必要がありました。ライム病は南極大陸をのぞき、アメリカの50の州、そしてすべての国で発症しているのです。世界的に流行っている病気であるものの、国際的な優先事項ではありません。私が経験した苦しみを他の人には決して経験してほしくありません。そのために人生を変えてしまうおそろしい病気を根絶するため、役立つ知識を与え、資金を集めることが私の使命なのです。『Head Above Waterツアー』の残りの全ての公演の収益とグッズの収益の一部は、引き続きライム病への資金にまわされます。私はこれからも闘い続け支援し続けます!」

と力強く書きつづった。

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アヴリルの言葉に、ジャスティンの妻のヘイリー・ビーバーは「アヴリルへたくさんの愛を送っています。ライム病について人々に教えてくれて本当に感謝しています。あなたはすばらしい人です」とツイートした。

https://twitter.com/haileybieber/status/1215056287978807296?s=20
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