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「ヴィクトリアズ・シークレット」の元幹部にセクハラ疑惑! モデルのベラ・ハディットも被害者か

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ベラ・ハディッド

アメリカの人気下着ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」の元幹部のエドワード・ラゼックが、2018年のファッションショーでベラ・ハディッドはじめモデルたちにセクハラ発言をしたとして批難を浴びている。

先日、ニューヨーク・タイムズ紙にて、「ヴィクトリアズ・シークレット」でかつてチーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)を務めていたエドワード・ラゼックが、モデルたちにセクハラや嫌がらせ行為をしていたとのニュースが報じられた。

記事によると、当時23歳だったベラ・ハディッドが下着の採寸をしている際、ラゼック氏はその様子をソファに座って眺めているだけでなく、「パンティーなんてどうでもいい」という言葉を放ったそうだ。

さらに彼は、「テレビ各局が、ベラがこの完璧なおっぱいでランウェイを歩く様子を放送できるのかどうか、それが問題だ」といった不適切な発言をしたという。この現場では、他のモデルからも「下着越しに下半身を触られた」という証言が上がっている。

ベラの事務所や「ヴィクトリアズ・シークレット」の広報は、今回の件に関してまだ米ピープル誌の質問状に返答していない。

ラゼック氏はこの報道を否定。ニューヨーク・タイムズ紙に「報道されている内容は事実ではなく、誤解や解釈の違いが含まれている。無数のすばらしいモデルたちや才能あるスタッフと一緒に仕事をできたことは私にとって大きな誇りであり、お互いに尊敬しあっている」とコメントしている。

昨年、毎年行っていたファッションショーを中止した「ヴィクトリアズ・シークレット」。同ブランドはラゼック氏が、トランスジェンダーやプラスサイズのモデルは採用しないとコメントし、世間からバッシングを受け、さらに売り上げが低迷し、現在は売却の話まででている。これらが原因でショーも中止に追い込まれたのではないかと言われている。

またベラはこれまでに3度、「ヴィクトリアズ・シークレット」のランウェイに登場しているが、昨年には歌手のリアーナが手掛ける下着ブランド「フェンティ」のファッションショーにも登場した。

ベラは11月、ウィメンズ・ウェア・デイリー紙の取材に対し、「『フェンティ』を着てみて、自分がこんなにセクシーだと感じられる舞台は、ここが初めてだったわ。他のブランドのファッションショーでは、自分のパワーを感じられることなんてなかったもの」「私が私でなくなることは嫌いではないわ。ステージ上の自分を必ずしも愛さないといけないなんてこともないもの。緊張もするし、脚の動きを忘れることだってあるわ」と、暗に「ヴィクトリアズ・シークレット」を批難するようなコメントをしていた。

ベラが初めて「ヴィクトリアズ・シークレット」のファッションショーにデビューしたのは2016年のこと。その後2018年までランウェイに登場している。

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