マシュー・モリソン 来日インタビュー! ディズニー映画で◯◯役をやりたいと衝撃告白!?

マシュー・モリソン
マシュー・モリソン

大人気海外ドラマ『glee/グリー』のウィル・シュースター役で知られる米俳優マシュー・モリソンが、tvgrooveのインタビューに応じてくれた。(取材・2019年)

ついにリリースされたディズニーアルバムや、生まれたばかりの息子さんのことなど、さまざまなお話を披露してくれた。

■今回3年連続の来日をされていますが、いかがでしょうか?

毎年よくなっているよ。桜がまだ恋しいな。1ヶ月早く来日してしまったから、次はもっと考えて来た方がいいかもね。とてもワンダフルだし、初来日は最高だった。コンサート開催日の1週間前に来て、少し観光することができたんだよ。前回の来日の際は、仕事が忙しすぎてそれができなかった。だから今回はもっと日本を見てゆっくり過ごしたいと思う。ここに来ることは大好きだし、人々も食べ物も素晴らしいし、日本の人とはとても気が合うと感じるね。

■最初の来日の時は奥様が一緒にこられててテレビでも放送されていましたが、今回はいらっしゃっているのですか?

いや今回は残念ながら一緒じゃないんだ。ついこの前はテレビ番組の仕事で7週間妻と一緒にロンドンにいた。小さい赤ちゃんと一緒に旅行するのはとてもその子に負担がかかるから大変だ。仕事で世界中を回っててあんまり一緒に過ごす時間がないから、終えたらNYにいる家族にすぐ会いに行くよ。

■9月に発売されるアルバムについてお聞きします。このアルバムが製作されることになった経緯を教えていただけますか?

このアルバムは僕の男の子の赤ちゃんのためを思って作った作品なんだ。ディズニーにインスパイアされていて、僕自身曲を聴くのが大好きだし、いっぱい音楽も演奏するし、子供のためのアルバムを作りたかった。曲を書くことも考えたし、ディズニーもいいななんて考えていたんだ。そうしたらちょうどディズニーのオファーが来て、まさにそれは僕がやりたいことだって思ったよ。

■ディズニーはたくさんいい曲があると思うので選曲がとても大変だったと思いますが、どのような観点で選んでいったのでしょうか?

すごいやる気があったから、聴いたこともないようなとても古い曲も熱心にリサーチしたよ。その中で聴いた曲の一つが、『ダンボ』だった。ちょうど実写版も作られたし、ぴったりの曲だと思った。それに加えて、今まででずっとやりたかった曲の一つが『ターザン』の「ユール・ビー・イン・マイ・ハート」。すごく大好きで、自分なりのアレンジを加えて仕上げたかった。

■お気に入りの一曲を決めるとしたら?

(アラジンの)「ホール・ニュー・ワールド」かな。友人のショシャナ・ビーンと一緒に仕事をしたんだ。コンサートで(『スプラッシュ・マウンテン』の)「ジッパ・ディー・ドゥー・ダー」をニューオーリンズのジャズバージョンだったり、ウクレレでパフォーマンスしたりするのがとても楽しいよ。

■先ほど息子さんのお話がでましたが、すでにアルバムは聴いてらっしゃてるんですか?

ああ、もうすでに聴いているよ。僕の息子はとてもダンスが好きで、いつも踊っている。『アラジン』の「フレンド・ライク・ミー」ではもうクレイジーなんだ、この曲が大好きみたい。

■ディズニーに対する想いに関して、お気に入りの作品、お子さんとのエピソードがあれば教えてください。

ディズニー映画は全部好きだから選ぶのが難しいな(笑)その中で選ぶとしたら、『ライオン・キング』にとても惹かれるね。自分の人生の中ですごく感動したんだ。確か8、9歳のときだったかな。アクション映画も好きだけど、クラシックな映画も好きだ。『ライオン・キング』の「愛を感じて」「ハクナ・マタタ」も好きだよ。

加えて僕の心に響いたのは、『モアナと伝説の海』。ハワイに興味があるんだ、僕の妻もハワイ出身だしね。この作品は旅人についての物語で、探検しようと目指している。旅をしてアドベンチャーを求める感じが、まさに僕の家族と重なるなと思っているよ。

■ディズニーといえば昔ながらのアニメーション、ミュージカル、実写映画に枠を広げていますが、もしマシューさんが出演されるとしたら、この3つのうちどれがいいですか?

ミュージカルアニメ映画で声優をやりたいね。以前、ディズニー映画じゃないけどアニメ映画に出演したことがあるんだ。とても楽しかった。カートゥーンだから実写とは違って、何にでもなれる。あと悪役を演じるのも好きだ。ディズニー・ヴィランズってとても楽しそうだよね。

■マシューさんが演じる悪役って想像できないので、ぜひ見てみたいです。

そうだよね。みんな僕のことは海外ドラマ『glee/グリー』で知ってるからね。(医療ドラマの)『グレイズ・アナトミー』見たことある?見るべきだよ(笑)

■『glee/グリー』の頃から応援しているファンが日本にはたくさんいますが、そういった方たちの存在はご存知でしたか?

ファンがいるっていることは知っていたけど、実際日本に来てこんなにたくさんいるとは想像もしていなかったよ。このドラマと日本の視聴者がこんなに通じあっているとはね。『glee/グリー』のファンがこんなに多いのは、アメリカ、イギリスと日本じゃないかな。実を言うと、とても驚いているんだ。僕が思っていた日本って、なんというか秩序を保つっていう感じ?のイメージがあったからね。

『glee/グリー』のテーマっていうのはゲイであったり、ティーンエイジャーの妊娠だったり、いじめだったりする。これらのトピックが日本の視聴者にうまく伝わると思っていなかったんだ。日本の人たちはそういうことに対してオープンで、興味深い話をたくさんできたことが嬉しいな。

■私自身もグリーのファンで、『glee/グリー』を見てグループを作りました。またレコードショップでグリーのCDが売り出されていたときに、マシューさんのことを普段はいい人だけど、パフォーマンスをするとセクシーになるという紹介をされていたんですけど、そういった他の面を期待されているファンもいると思います。

あなたも実際にグループを作ってパフォーマンスをしているの?それはすごいね。そういうことをするのってとても大変だから、とっても感銘を受けたよ。

ウィル・シュースター役に関しては彼のために演出をしているんだ。僕の今までのブロードウェイなどの経験を生かしてうまく融合させることができたと感じている。

■『glee/グリー』の放送開始からちょうど今年で10年目を迎えます。芸歴に関してもざっくり20年目という節目の年になりますが、ご自身のキャリアを振り返ってみてどのようなお気持ちですか?

僕のキャリアに関しては、『glee/グリー』のことが大きな部分を占めるかもね。今に至るまでキャリアがこのように進化してきたことが嬉しい。最初のブロードウェイの舞台は19歳のときだったんだけど、とても若くてコーラスとしての仕事だったんだ。すごい舞台装置だったり、一緒に働いた俳優たちからいろいろ学んだよ。

自分のキャリアが大好きだ。だって様々なことをしたからね。多くの役者がやることって演技することだけだ。だけど僕はブロードウェイ、音楽、演技などの経験をして、飽きることがなかったよ。多くのことに対して、つねに挑戦していたんだ。素晴らしい旅だよね。

■ディズニーといえば夢がテーマですが、マシューさんのこれからの夢を教えてください。

家族を持ったことで考える視点が全て変わった。だからパフォーマンスをする理由も変化した気がするな。大きな成功を手に入れるというような自分自身のためだけじゃなくて、家族優先なんだ。自分の子供が僕のことを誇りに思ってくれるような人になりたいと考えているよ。いい人生を送ってくれるように、夢を追いかける人になって欲しいし、何かをやりたいときに機会を与えてあげたい。僕にとってそれが夢だと思う。

■それでは最後に一言だけ日本のファンにメッセージをお願いします。

日本のファンのみなさんとここまで来れたことがとても嬉しい。またみなさんのことが恋しいな。いつも帰るときに新しいスーツケースを買わなきゃいけないほどの、素晴らしいプレゼントをたくさんくださってありがとう。再び日本に戻って僕のパフォーマンスを披露したい。また、新しいディズニーアルバムをきっと気に入ってくれると思うから、それも楽しみだ。

■今度はスーツケースに入ったプレゼントをしようと思います。

いいね!僕にたくさんお金を使って(笑)

商品情報

『ディズニー・ドリーミング with マシュー・モリソン』
Disney Dreamin’ with Matthew Morrison

CD

2020年3月13日(金)発売
生産限定版:UWCD-9021(税込4,500円)
通常版: UWCD-1074(税込2,500円)

Digital

2020年3月6日(金)(US時間未明)配信開始
「ゴー・ザ・ディスタンス」 好評先行配信中

  • ブロードウェイでそのキャリアをスタートさせ、一世を風靡したTVドラマ『glee/グリー』で人気を不動のものにした稀代のエンターティナー、マシュー・モリソン。
  • そんな彼が幼い頃から愛してやまないディズニー・ソングを自らセレクトし歌唱したカヴァー・アルバム。『アラジン』『ピノキオ』『ピーター・パン』『ダンボ』『ジャングル・ブック』など、数々の名作の楽曲をゴージャスに、そしてスウィートに歌い上げ、ディズニーの夢の世界へといざないます。
  • 初回生産限定盤は、マシューのオフィシャル・インタビューほかスペシャル映像を収録したDVD付!

トラックリスト

1.フレンド・ライク・ミー(『アラジン』より)
2.ゴー・ザ・ディスタンス(『ヘラクレス』より)
3.君はともだち(『トイ・ストーリー』より)
4.ホール・ニュー・ワールド(『アラジン』より)
5.もし象が空を飛べたら(『ダンボ』より)
6.右から2番目の星(『ピーター・パン』より)
7.夢はひそかに(『シンデレラ』より)
8.ユール・ビー・イン・マイ・ハート(『ターザン』より)
9.星に願いを(『ピノキオ』より)
10.ジッパ・ディー・ドゥー・ダー/ザ・ベアー・ネセシティ(『スプラッシュ・マウンテン』・『ジャングル・ブック』より)

マシュー・モリソン バイオグラフィー

マシュー・モリソンは、舞台、映画で活躍する多才な俳優であり、これまでにトニー賞、エミー賞、ゴールデングローブ賞など、数々の賞にノミネートされたことがある。

ニューヨーク大学ティッシュ・スクール・オブ・アートで、演劇、歌唱、ダンスを学び、ブロードウェイ「フットルース」にてデビュー。彼が大きくブレイクしたのは、ブロードウェイ版『ヘアスプレー』でリンク役を演じた時である。その後、『ライト・イン・ザ・ピアッツァ』でトニー賞に、そして『10 Million Miles』では、ドラマ・デスク・アワードのミュージカル男優賞にノミネートされた。さらにトニー賞のミュージカル・リバイバル作品賞を受賞した、ニューヨークのリンカーンセンター劇場での『南太平洋』では主演を務めた。

2010年、彼はFOXのミュージカル・コメディである『glee/グリー』のテレビシリーズで、グリークラブの顧問の先生、ウィル・シュースター役でとして主演、一躍有名になり、広く名前を知られるようになった。本シリーズは、ライアン・マーフィーにより制作され、2010年、2011年共に、ゴールデングローブ賞の作品賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞した。最終的に6シーズンにも及ぶ成功を収め、2015年に物語は完結した。

2012年、書籍『すべてがわかる妊娠と出産の本(英語版)』が原作、カーク・ジョーンズが監督を務めた映画『恋愛だけじゃダメかしら?』にも出演。この映画は、キャメロン・ディアス、ジェニファー・ロペス、デニス・クエイド、その他名だたる面々が同じく主演を務めた。彼は、突然、父親としてのあり方、父親に求められるものは何かという問題に直面する、有名なダンスショーのスターを演じた。2012年5月18日にUS公開。

2013年6月、彼は自身最新のアルバム『Where It All Began』を発表した。これはブロードウェイのスタンダードレコードであり、伝説のフィル・ラモーンがプロデュースを手掛けた。2011年、このアルバムに先駆け、彼は自身の名前を冠したデビューアルバムをマーキュリーレコードより発表した。このアルバムでは、スティング、グウィネス・パルトロー、エルトン・ジョンなどの豪華ゲストをフィーチャリングしている。

モリソンの直近のブロードウェイでの活躍は、2015年3月~2016年1月まで上演されたブロードウェイ・ミュージカル『ファインディング・ネバーランド』において、ジェームス・マシュー・バリー役で主演したことだ。このブロードウェイ版は、デヴィッド・マギー脚本の映画版『ネバーランド』(2004年)に着想を得ている。この物語は、劇作家ジェームス・マシュー・バリーと、デイヴィズ家(ピーター・パンのモデルとなった少年を含む)との関係を描いている。彼は、この作品でドラマ・デスク・アワードのミュージカル主演男優賞にノミネート、Broadway.com観客賞のミュージカル主演男優賞を受賞した。

2016年、モリソンは、CBSのヒットショー『グッド・ワイフ』にゲストとして、出演した。ファイナルシリーズを通して、コナー・フォックスというアメリカの弁護士を演じた。また、ABCのショー『グレイズ・アナトミー』にもゲストとして、シーズン13、14を通して出演した。

2019年の初めには、ショークリエイターであり、ディレクターのライアン・マーフィーとFXのアメリカンホラーストーリーシリーズの『AHS:1984』のシーズン9で再タッグ。キャンプ活動のディレクター、トレバー・カーチナー役を演じた。

2019年のホリデーシーズン、モリソンはABCで2つのディズニー関連特別企画に出演。ABCは『The Wonderful World of Disney:Magical Holiday Celebration』を11月2日に放送。また、毎年恒例の放送の一環として、『Disney Parks Magical Christmas Day Parade』が、12月25日(水)クリスマスの朝に放送された。また、3月には選りすぐりのディズニー・クラシックのアルバム『ディズニー・ドリーミングwithマシュー・モリソン』をリリース予定。このアルバムの楽曲は、彼にとって最も大切で思い入れがあるディズニーの楽曲より選ばれた。またあらゆる年代のディズニー・クラシック映画の楽曲を網羅している。

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