英出身コメディアン/俳優、ジェームズ・コーデンの人気番組「The Late Late Show」が開始5周年を迎え、ジェームズがエモーショナルなメッセージを送った。
涙ながらに感謝のメッセージをおくる
豪華ゲストが自分の楽曲を車の中で歌う「カープール・カラオケ」や、横断歩道でミュージカルをゲリラ的に開催する「Crosswalk Musical」など、多くの人気コーナーを生み出してきたジェームズ・コーデン(41)。彼の冠番組である「The Late Late Show」は現在、他のトークショーと同じように、コロナウィルスの影響で収録を休止している。
そんな「The Late Late Show」は3月で放送開始から5周年を迎える。3月23日、ジェームズは動画でエモーショナルになりながら、5周年を番組でお祝いできなかった悔しさ、ファンに対する感謝の気持ちなどを語った。
自宅から自撮りの動画を取ったジェームズ。「少しだけメッセージを送りたいと思ったんだ、だって今夜は番組の5周年記念だからね。今夜のためにすごい企画を用意していたんだ。番組の一番最初のエピソードを振り返ると、あのカーテンが開いて僕がステージに初めて出ていったときの興奮と感動が蘇るよ」と話したジェームズ。彼は「大失敗するかもしれないし、大丈夫かもしれないし、わからなかった。でも5年間もみなさんに見てもらえるなんて思いもしなかった。毎晩話させてくれてありがとう」と続けた。
すると2015年に放送された最初のエピソードが流れる。初回は俳優のトム・ハンクスがゲストであった。現在トムは妻のリタ・ウィルソンと共にコロナウィルスに感染しており、自宅で療養中だ。
EP1で自己紹介をするジェームズ
トム・ハンクスと共に彼のキャリアを振り返る
ジェームズは最後に「今は本当に、本当におかしなことになっている。僕たちがこの番組でやりたいのは、毎晩あなたの部屋を少し明るくするということだけ。だから我々はこれからもそうできるように、ベストを尽くします」と、今後も笑いを届けてくれると約束した。
「The Late Late Show」に限らず、アメリカの人気トーク番組は次々と無観客収録や、司会者の自宅からの配信へと切り替わっている。人気番組「エレンの部屋」の司会者エレン・デジェネレスはツイッターを更新し、「今のところ収録はスタジオの観客なしで収録することになった。スタジオに来ることを楽しみにしていた人たち、本当にごめんなさい。でもファンやスタッフ、そしてクルーたちの健康のために決断したことなの」と心境を明らかにした。エレンはインスタグラムにて、自宅からゲストへ電話をしトークをするという動画を投稿している。
ジェームズに電話をするエレン
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コロナの拡散が早くおさまり、通常通り人気コメディアンの番組が再開することを願うばかりだ。