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「マルーン5」、新曲「Nobody’s Love」をリリース! 大麻に関する深いメッセージが込められた歌詞&iPhoneで撮影したMVに注目[動画あり]

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「マルーン5」

人気バンドの「マルーン5」が、新曲「Nobody’s Love」をリリースし、ミュージックビデオを公開した。

【動画】Maroon 5 – Nobody’s Love (Official Music Video)

歌詞には「後ろのポケットに入っているのは君の手だけ/君が去ったら、ぼくは病んでしまうよ/天国でぼくが泣いているのを聞くのさ/ベイビー、君はぼくの心のカギなんだよ/君が去ってしまったら二度とカギは開かなくなってしまう/孤島のように、ぼくは孤独になってしまうよ」「ぼくの愛が君への愛じゃないなら/誰に向けられた愛でもないんだ/君以外からの愛なんていらないよ」とあり、パワフルなラブバラードとなっている。

またこの歌には大麻戦争への思いが込められているのだ。公開されたミュージックビデオでは、アダム・レヴィーンが思いつめながら大麻を巻いて吸っているシーンがある。そしてビデオの最後には「大麻戦争を終わらせるときがきました。マリファナ所持法の積極的な施行により、不必要に数十人が刑事司法制度に巻き込まれ、数十億ドルの納税者のお金が浪費されています。さらに人種的偏見が驚異的に行われます。全国の警察署の優先事項であるにもかかわらず、大麻戦争は、大麻の使用と利用の可能性を削減できず、私たちのコミュニティーにももっと投資できるリソースを流用できませんでした」と、ACLU(アメリカ自由人権協会)からのメッセージがある。

そう、この曲は大麻の非犯罪化を訴える楽曲なのだ。これは「Black Lives Matter(黒人の命は重要)」のムーブメントにもつながるものがあり、これまで黒人が大麻を吸う人が多かったことから、黒人を捕まえるために法律ができたのではないかとも言われており、現在では合法化が進んできたものの、過去にはこれによりたくさんの黒人たちが逮捕されてきたという歴史がある。そういった人種差別問題もとりあげた楽曲となっている。

そして同MVは、映画監督のデビッド・ドブキンが撮影。全編iPhoneで撮影された。

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