名作映画「ビッグ」「レナードの朝」監督ペニー・マーシャルが死去 女優としても活躍

ペニー・マーシャル

名作映画「ビッグ」(1988)や、「レナードの朝」(1992)を監督した、ペニー・マーシャルが死去した。

ペニー・マーシャルは、糖尿病に伴う合併症により、12月17日に死去。75歳だった。

マーシャルは、米ニューヨーク市ブロンクス出身。兄ゲイリー・マーシャル(2016年没)が製作総指揮を務めたドラマ「ハッピーデイズ」に女優として出演し、ここで演じたキャラクターが受けてスピンオフ「ラバーン&シャーリー」が制作。番組は1976年から1983年まで放送され、人気を確かなものにした。

監督としては、1988年に作られたトム・ハンクス主演映画「ビッグ」などが有名。同作はハンクスにゴールデン・グローブ主演男優賞をもたらし、女性監督として初めて興行収入1億ドルを達成した。

ペニー・マーシャル死去の報を受け、ハンクスは「さよなら、ペニー」と追悼文をツイッターに投稿。「一緒にたくさん笑ったよね! まだ一緒に笑えればよかったのに。愛しているよ」と彼女を偲んだ。

さらにロバート・デ・ニーロを主演に迎えた「レナードの朝」は、第63回アカデミー賞において、作品賞、主演男優賞、脚色賞の3部門にノミネートされた。

さらにペニー・マーシャルは、ジーナ・デイヴィス、マドンナらが主演する女性ソフトボールチームの奮闘を描いた「プリティ・リーグ」(1992)を大ヒットさせ、「女性主演作品はヒットしない」という当時の偏見を覆した。

デイヴィスは「ペニー死去の報を受け、とても悲しく思います」との追悼コメントを発表。遺族を気遣いながら、「『プリティ・リーグ』に参加できたことを、いつまでも感謝し続けます」と恩人への思いをつづった。