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「フラーハウス」ロリ・ロックリン、不正入学問題で2ヵ月の禁固刑を宣告される

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米人気コメディドラマ「フルハウス」「フラーハウス」に出演していた女優のロリ・ロックリン(56)が、娘を有名大学に不正入学させようとしたとして今回2ヵ月の禁固刑を宣告された。

ET誌によるとロリ・ロックリンは8月21日、裁判により2ヵ月間刑務所で過ごすこと、2年間の保護観察、15万ドル(約1650万円)の罰金、そして100時間の地域奉仕を宣告された。数日前に検察官が裁判長に対しこれらの要求をしており、ロックリン自身もこれに同意をし今回の宣告となった。

またロックリンの夫のモッシモ・ジャヌリは5ヵ月の刑務所生活、2年間の保護観察、25万ドル(約2750万円)の罰金、250時間の地域奉仕を宣告された。

ロックリンは自身の罪を5月に正式に認めている。

不正入学事件が発覚したのは2019年の3月。Deadlineが当時取得した書面によると、一般の学生や親らが、公正な入試の機会を奪われ大学を不合格になるなど不利益を被ったとして、大学や逮捕された親らに対し損害賠償を求め、カリフォルニア州にある裁判所に2件起訴。このうち、女優や実業家など逮捕された親らを相手取った訴訟では5000億ドル(約55兆5000億円)の賠償金を求めた。この事件は「史上最大の不正スキャンダル」とも報道された。

この裏口入学事件では、「デスパレートな妻たち」に出演していた女優のフェリシティ・ハフマンも逮捕されており、昨年4月に判決が言い渡されている。ロリにも同等の判決が下される予定だったが、当時は「親であれば誰でも同じことをするはず」と無罪を主張していた。

しかし今年5月、2人は電話とメールによる詐欺での共謀を認めている。

一方、フェリシティ・ハフマンは昨年10月に11日間の服役を終え、社会奉仕活動と監視付き保釈も残り半分となった。

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