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『スター・ウォーズ』、エピソード5でルークがヨーダのもと修行した“悪の洞窟”の謎が明らかに

『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』 FILMS/TV SERIES
『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』

『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』に登場した惑星ダゴバにある洞窟。ルーク・スカイウォーカーが、ジェダイになるためのトレーニングの一環として、この中に入っていくというシーンがあった。彼は中でダース・ベイダーの幻影と対峙し、激闘の末打ち負かしたかのように思われたが、ダース・ベイダーのヘルメットの下に自分の顔があるという幻を見てしまう。スカイウォーカー・サーガの中でも最も印象的なシーンとなった

「悪の洞窟」と称されるこの場所は、アニメ「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」やコミック本の中にも登場している。これらの作品の中ではヨーダやカイロ・レンが中に入り、自分たちが恐怖とするものの幻影に打ち勝っていた。

そしてこのたび、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』公開から40年を記念するかのように、この「悪の洞窟」の謎が明かされようとしているのだ。

先日発売された小説「From a Certain Point of View: The Empire Strikes Back」では、映画内で起こるイベントを様々なキャラクターの視点から見返している。ある章では、「悪の洞窟」の内部にひそむ何者かの視点から描かれたものもあり、すでに千年は存在していることや、それまでに何人ものフォース感知者が訪れていたことが明かされた。

フォース感知者との出会いを通し、悪の洞窟にひそむ何者かは時間や記憶、恐怖といった概念を知る。こうして、「悪の洞窟」を訪れたものは洞窟内で自分の心の中に潜む恐怖と対峙するようになったのだ。なお、この洞窟を何度も訪れたのはヨーダだけだという。

これは、ヨーダが何度も自身の恐怖と向き合い、何かを学ぼうとしていたことがわかる。ヨーダが洞窟で過ごした時間は、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でルークに最後の修行をしたことにつながるのだ。

「悪の洞窟」は失敗や恐怖を通して、何かを学ぶべきだという教訓となるべき場所だったのだ。

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