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クレイグ・デイヴィッド、8年となる一夜限りの貴重な来日公演を開催!大熱狂の熱気冷めやらぬライヴ・レポート公開

クレイグ・デイヴィッド MUSIC/ARTISTS
©Kayoko Yamamoto

全世界トータル・セールス1,500万枚以上、英国を代表するR&B/ソウル・シンガー、クレイグ・デイヴィッドのライヴレポートが公開された。

クレイグ・デイヴィッドは“イビザの歴史上最も成功したプール・パーティー”と言われている“TS5”を、2019年2月18日(月)渋谷TSUTAYA O-EASTにて日本初敢行し、ソールド・アウトとなった1,300人を沸かせた。

その8年ぶりとなった一夜限りの貴重な来日公演“クレイグ・デイヴィッド プレゼンツ TS5”の、熱気冷めやらぬライヴ・レポートが公開となった。

ライヴ・レポート クレイグ・デイヴィッド プレゼンツ TS5 2019年2月18日(月) 渋谷TSUTAYA O-EAST

直近2作のオリジナル・アルバムで全英1位・2位を獲得し、大復活を果たしたクレイグ・デイヴィッドが8年ぶりに来日。その劇的なカムバックのきっかけとなった「TS5」と呼ばれるDJスタイルのパフォーマスを披露した。

クレイグといえば、とびきり甘い歌声のR&B/ソウル・シンガーとして知られるが、この「TS5」のライヴでは歌のみならずDJ も兼任。バンドは率いず、完全なるひとり舞台で進行する。

往年の大ヒット曲「リワインド」を歌いながらステージ袖からクレイグが登場すると、久々の再会に会場のファンは大熱狂。そこにデビュー曲「フィル・ミー・イン」が続けられると、早くも興奮の坩堝と化していた。

©Kayoko Yamamoto

黒いトレーナーの上下にGジャンというスポーティな装いのクレイグは、ステージ中央のDJブースと観客の間を常に行き来しながら、歌って、踊って、オーディエンスを煽ってと大忙し。ほとんどノンストップで繋がれるトラックをバックに、もちろん歌は生歌だ。

そのトラックも、いわゆるカラオケ的なものではなく、他の楽曲とのマッシュアップだったり、異なる曲のビートの引用だったり、即興的にアカペラに切り替えるなど、ライヴ感や臨場感に溢れている。

自身の曲のみならず、TLCやEVE、ホイットニー・ヒューストンなどによる90年代〜00年代の懐かしいヒット曲も多数プレイされたり、最近の曲ではジャスティン・ビーバーの「ラヴ・ユアセルフ」のカヴァーや、リアーナが歌ったDJキャレドの「ワイルド・ソーツ」をスターダストの「ミュージック・サウンズ・ベター」に乗せて歌うといった技アリな展開も飛び出した。

さらに、そこから上手く、自身の「ホウェン・ザ・ベースライン・ドロップス」や「マジック」といった最新ヒットへと見事に繋げていくのだから恐れ入る。

中でも最大のハイライトは「ハートライン」と「エイント・ギヴィング・アップ」の2曲だろうか。開放感溢れるトロピカルなサウンドを前に、オーディエンスは両手を掲げて大喜び。どちらも復活後の近2作からのヒット曲だが、ファンもクレイグの進化をしっかり受け留め、歓迎している様子が窺えた。

実はシンガーとしてデビューするよりも先に、DJとしてキャリアをスタートしていたクレイグ。今回のツアーではDJ としてのスキルもたっぷり披露された上、グライムMCとしての弾丸早口ラップもふんだんに投下され、オーディエンスを唸らせ大喝采を浴びていた。


もちろん、スウィートでハンサムな歌声もますます磨きがかかっていたし、エンターテイナーとしての資質や魅力も光っていた。オーディエンスのひとりひとりと常にアイコンタクトを取りながら、ステージ前方のファンとはひっきりなしに握手を交わし、触れ合いを大切にする。

バスティルとのコラボ曲「アイ・ノウ・ユー」を歌った際には、「ここにいるひとりひとりについて知ってるわけじゃないけれど、でもみんなと分かり合えてる気がするんだ。そんな気持ちを歌っている」とMC。

ラスト・ナンバーとなった「シックスティーン」まで、「東京」という言葉を幾度となく歌詞に入れて歌ってくれたクレイグ。音楽を介して繋がり、対話をしているかのようなインタラクティヴな80分間。最高にフィールグッドなショウだった。

©Kayoko Yamamoto

(文: 村上ひさし)

この来日公演のため企画され、現在発売中の日本企画アルバム『クレイグ・デイヴィッド ジャパン・エディション』は、直近の2作『フォロイング・マイ・イントゥイション』と『タイム・イズ・ナウ』からの楽曲とリミックスしている。

そして彼のデビュー曲「フィル・ミー・イン」や、往年のヒット曲「7デイズ」「インソムニア」「リワインド」等が収録され、過去~現在に至るまで時代を越えて愛される楽曲を網羅。クレイグの魅力が詰まり、ライヴの余韻を楽しめる究極の1枚となっている。

クレイグ・デイヴィッド TS5東京公演セットリストをプレイリストで
再生リンク: https://lnk.to/TS5JPSETLIST

【動画】クレイグ・デイヴィッド「Ain’t Giving Up(Ibiza Edition)」

【動画】クレイグ・デイヴィッド「Heartline」

【動画】クレイグ・デイヴィッド「Fill Me In」

リリース情報

8年ぶり来日記念 日本独自企画アルバム
『クレイグ・デイヴィッド ジャパン・コレクション』
発売中(2019年1月30日)
CDアルバム: 2,500円(税込) SICP-31229
●『フォロイング・マイ・イントゥイション』(2016年)と『タイム・イズ・ナウ』(2018年)からの楽曲とリミックス、往年のヒット曲「フィル・ミー・イン」「7デイズ」等、計23曲を収録
●再生・購入リンク
https://lnk.to/CraigDavid_JPCollecton

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