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第63回グラミー賞授賞式、新型コロナウイルスの影響により3月14日に延期へ

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音楽界最高峰の授賞式「第63回グラミー賞授賞式」が、3月14日に延期されることが正式に発表された。

音楽界で最も権威ある賞として全世界の音楽ファン、ミュージシャン、音楽関係者が注目するグラミー賞。本来であれば米時間1月31日に開催される予定であったが、主催のレコーディング・アカデミーは、新型コロナウイルスの影響により、延期することを発表した。

米Varietyを通じ、レコーディング・アカデミーは「ヘルス部門の専門家たちとの思慮深い会話の末、私たちのホストとアーティストたちが出演する予定であるため、第63回グラミー賞授賞式は3月14日(日)放送に変更します」と声明文を発表した。

さらにレコーディング・アカデミーは「ロサンゼルスの新型コロナウイルスの状況は悪化しており、病院のサービスは圧倒されてしまい、ICUが定員に達しています。州や地方自治体からの新しいガイダンスにより、ショーを延期することが正しい決断であると結論づけました。私たちの音楽コミュニティーの人々と、ショーの製作に精力的に取り組んでいる何百もの人々の健康と安全ほど重要なものはありません。才能あふれるアーティスト、スタッフ、事業者、そして今年ノミネートされた皆様には、前例のない時代を乗り越えていくために、理解、忍耐、そして協力してくださっていることに感謝しております」と述べた。

第63回グラミー賞授賞式では、これまでにグラミー賞を24回受賞しているビヨンセが、年間最優秀楽曲賞、年間最優秀レコード賞、最優秀R&Bパフォーマンス、最優秀R&B楽曲賞など9部門ノミネートされ、それに続きデュア・リパ、ロディ・リッチが6部門ノミネート、去年主要4部門を独占したビリー・アイリッシュは今回4部門のノミネートを果たしている。

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