12年前にソニーが発信したツイートが今になって話題になっている。そのツイートとは、2009年3月に投稿されたものだった。
ソニーは当時「ソニー・ピクチャーズは2011年5月6日に『スパイダーマン4』をリリースします」とツイートしている。
Sony Pictures to release Spider-Man 4 on May 6, 2011.
— Sony Pictures (@SonyPictures) March 12, 2009
そして2021年5月6日、ファン達は幻となった映画『スパイダーマン4』のリリース予定日から10年という記念日をあえて盛り上げているのだった。
計画通りにすすめば、『スパイダーマン4』は2007年にトビー・マグワイアとキルスティン・ダンストが主人公スパイダーマンとヒロインのメアリー・ジェーンを演じた『スパイダーマン3』の続編として描かれる予定だった。
当時『スパイダーマン4』には、悪役キャラクター・ヴァルチャーにジョン・マルコヴィッチ、ブラック・キャット役にアン・ハサウェイがキャスティングされるのではないかとウワサされていた。
『スパイダーマン』シリーズは2002年に一作目が公開され興行収入8億2500万ドル(約895億8,600万円)を記録。その後2004年に『スパイダーマン2』そして2007年に『スパイダーマン3』が公開された。その全ての監督を『死霊のはらわた』シリーズで知られるサム・ライミがつとめていた。このまま『スパイダーマン4』の制作に入ると思われたが、脚本まで執筆された時点でサム・ライミが離脱したことにより計画がとん挫。『スパイダーマン4』は幻となった。
しかし『スパイダーマン』の人気が落ちることはなかったため、その後キャスト・スタッフを一新させた『アメイジング・スパイダーマン』シリーズや『スパイダーマン:ホームカミング』などが制作されることとなった。