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米ウォルト・ディズニー・ワールド、感染再拡大による「非常事態」を受け、屋内でのマスク着用を再び義務化へ 

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米フロリダ州オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールドが、今週金曜以降、公共交通機関や屋内でマスク着用を求めるガイドラインを出した。これは新型コロナウイルスの感染再拡大をうけて、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が屋内でのマスク着用を義務付けたためだ。

なおウォルト・ディズニー・ワールドは今年5月、ワクチン接種完了者に対しては屋内でのマスクの着用義務を緩和すると発表していた。

そして今週水曜、同テーマパークはマスク着用ガイドラインを見直すことを公式ウェブサイト上で明らかにしたのた。

新たに公開されたガイドラインには、「7月30日以降、2歳以上のゲストには屋内やディズニーバス、モノレール、ディズニー・スカイライナー内においてワクチン接種の有無にかかわらずマスク着用が求められます。入場時やアトラクション利用時も同様です。屋外での着用はゲストの判断にゆだねられます」とつづられている。

なお今週月曜には、ディズニー・ワールドとユニバーサル・スタジオを有するフロリダ州オレンジ郡の首長が記者会見を行い、新型コロナウイルス感染再拡大による「非常事態」にあると語っていた。

オレンジ郡の首長ジェリー・デミングス氏は会見の中で「この数字は異常と言えます。オレンジ郡ではすでに、1日あたり1000人近くの新規感染者が報告されているのです。これは昨年のピーク時と同じ状況なのです」と市民に訴えた。なお、フロリダ州の新規感染者数はアメリカ全体の約20%を占めている。

ジェリー・デミングス氏は、「誰も病気になる余裕などありません。家族に感染させたいと思う人もいないでしょう。だからこそ今、積極的にワクチンを接種してください」と呼びかけていた。

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