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イジメ、手術、カミングアウト・・ リブート版「ゴシップガール」サバンナ・リー・スミスの壮絶な半生

サバンナ・リー・スミス NEWS
サバンナ・リー・スミス

大人気ドラマ「ゴシップガール」のリブート版で一躍有名となった女優サバンナ・リー・スミス(23)が、これまでの壮絶な半生を振り返っている。

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ロサンゼルスで育ったサバンナ・リー・スミスは現地の人々について、「ロサンゼルスには、とても浅はかな人もいるの」と語り、「学生時代、私がその学校にいることを『ふさわしくない』って、しつこく言ってくる陰湿な子もいたわ」と明かした。

白人が大半を占めるカトリック系の学校に通っていたサバンナは、数少ない黒人であることからイジワルな女子生徒から心ない発言をぶつけられることも珍しくなかったという。

それでも彼女は、一度参加した演劇プログラムにて、自分の居場所は劇場にあるのだと知った。そしてロサンゼルスに嫌気がさしたサバンナは2018年、演劇に対する愛情からニューヨーク大学・ティッシュ芸術部に進学することを決意する。

「ニューヨークでの生活は、女性としての私に磨きをかけてくれた」と明かしたサバンナは、「ここでは『ふさわしくなる』必要なんてない。ただ私自身でいればいいだけ」と続けた。

 

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こうしてつかんだリブート版「ゴシップガール」でのモネ役。スクールカーストのトップに立つモネは、「辛口な発言とお金の力で学校を支配する人物」だと描かれている。

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この役柄への合格を知らせる連絡を受けた当時のことを、サバンナは「気絶しそうになった」と語る。おどろきのあまり連絡を受けたスマートフォンを床に落とし、画面を割ってしまったそうだ。

「それからボーイフレンドに電話して、号泣しながら話したの。あまりにも泣いているものだから、彼は誰かが死んだのかついに言えたの。『私、やったわ!』って」と当時を振り返った。

しかし、そんな彼女にさらなる困難が訪れる。「16歳の時、重度の側弯症(そくわんしょう/背骨が左右にわん曲した状態)だと診断されたの。すぐに手術を受けなければ25歳までに歩けなくなるって言われてしまって」と語ったサバンナは、なんとか資金を集めて高額な手術を受けたと明かした。

さらにサバンナは手術を終えて回復していくなかで、自分がバイセクシュアルであることを家族にうっかりカミングアウトしてしまったそうだ。サバンナは「1ヶ月間ずっとベッドの上での生活で、ようやく歩き方を復習できるようになった時に、ポロッと話しちゃったの」と語っていた。

そんなサバンナは、モネ役を演じたことで自分に自信がついたという。「日々の生活の中で、服装もそうだけどいろんなことに不安になることもある。でもそんな時、私は『モネだったらどうするかな』って考えるの。彼女は私に多くのことを教えてくれた。強く、パワフルで、そして存分に自分を表現していいんだって、教えたくれたのよ」と役への思いを明かしていた。

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