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エリオット・ペイジ、「メットガラ」にスーツで登場! 胸元には緑のカーネーション、このルックスに込められた深い意味とは?[写真あり]

エリオット・ペイジ NEWS
エリオット・ペイジ

年に一度開催されるファッションの祭典「メットガラ」。今年もさまざまなセレブのファッションが注目を集めた。エリオット・ペイジもスーツで登場し、彼のルックスも話題となっている。

 

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エリオットは、これまで『JUNO / ジュノ』『ローラーガールズ・ダイアリー』などに出演、エレン・ペイジからエリオット・ペイジに改名した。2020年12月にトランスジェンダーであること、そして代名詞は彼(he)/彼ら(They)であることを公表。また、乳房切除の手術を受け、「手術は私の人生を完全に変えてくれました」と語り話題となった。

そんなエリオットは、「メットガラ」にバレンシアガのタキシードで登場した。彼の胸元には緑のカーネーションの花がピンで止められていた。Yahoo Lifeによると、英国の詩人オスカー・ワイルドが1890年代にこの花を身につけることを広めて以来、緑のカーネーションがクィアな愛の象徴として使われているという。

英国図書館によると、ワイルドは結婚して2人の息子がいた。しかし彼は、1960年代まで英国では違法とされていたのだ同性愛者だったのだ。彼は最終的に、わいせつの罪で裁判にかけられ、有罪に。2年間の獄中生活を送った後、最後の3年間はヨーロッパを放浪していたという。

ワイルドは、自作の戯曲「ウィンダミア夫人の扇」に出演した俳優の一人に、初日に緑のカーネーションを身につけるよう勧めた。そして十数人のファンにもカーネーションを身につけるように言ったという。この時代、パリでゲイだと認識している人にとってカーネーションは人気だったが、この花がゲイの象徴だったと示唆する証拠はほとんどないという。

深い意味が込められたルックスで登場したエリオット。LGBTQコミュニティに属する人やサポートする人など、多くの人から称賛の声が上がっている。

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