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「セックス・アンド・ザ・シティ」クリス・ノース、2人の女性から性的暴行を告発される

クリス・ノース NEWS
クリス・ノース

人気海外ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」や、その続編「AND JUST LIKE THAT… / セックス・アンド・ザ・シティ新章」のミスター・ビッグ役で知られる俳優のクリス・ノース(67)が、2人の女性から性的暴行を受けたと告発された。

2人の女性ゾーイさんとリリーさん(ともに仮名)は、米The Hollywood Reporter誌に対し、クリスから性的暴行を受けたと主張。2人は互いに面識がなく、それぞれ同誌に連絡を取ったのだという。

まず一人目の女性、ゾーイさんがクリスと初めて出会ったのは2004年。当時22歳だった彼女はロサンゼルスにある有名企業で働いており、それが縁でクリスと知り合ったという。ゾーイさんによれば、彼女のデスクにやってきて口説き始めたクリスは、ゾーイさんの電話番号を名簿から入手しメッセージを残してきたという。

そんなゾーイさんはある日、クリスに招待され、友人と一緒にウェスト・ハリウッドにある彼の自宅プールを訪問。その際、クリスから本を渡されたと言い、後で部屋に返しに来るよう言われたのだとか。

その後、ゾーイさんがクリスに本を返しにいくと、クリスはゾーイさんにキスをしてきたため、とりあえずゾーイさんもキスをし返した。すると、クリスは彼女を自分の方へと引き寄せ、ズボンとパンツを脱がし、背後からレイプし始めたという。

「とても痛かったので『やめて!』と叫びました。(でも)彼はやめなかった。私は『せめて、コンドームをつけてくれますか?』と言ったら、彼は私を見て笑いました」

暴行を受けたゾーイさんはその後、病院にかけこみ傷を縫合してもらったという。友人からは病院のスタッフや警察に事実を知らせるべきだと助言されたというが、誰にも信じてもらえないのではないか、仕事クビになるのではないかという不安や恐怖から、クリスを告発することができなかったと語っている。

続いて、2人目の女性、リリーさんがクリスと出会ったのは、2015年のこと。ニューヨークにあるバーで給仕として働いていたリリーさんは、ある日クリスからディナーに誘われ、誘いを快諾。夕食後クリスの自宅を訪れたという。

リリーさんは当時について「彼は何度も何度もイチャつこうとしてきた。私はきっぱりイヤと言って帰るべきだった。そして気がついたら、彼がズボンを下げて私の前に立っていた」と告白。抵抗する間もなく、クリスが自分の口にペニスを突っ込んできた主張している。

レイプされたことについて、リリーさんは「私はバスルームに行って、スカートをはいた。最悪の気分だった。なにもかも台無しにされた。長年私が愛したこのスターとのすべての夢が消えてしまった」と述べている。

リリーさんはまた、その後クリスから「ステキな時間だったよ。君が(このことを)女友達に話さないでくれるとありがたい。君と僕だけの秘密にしておいてくれるのなら最高だ」とのボイスメールがあったと告白。なお、クリスは2012年に女優のタラ・ウィルソンと結婚している。

これを受け、クリスは声名を発表。彼女たちの主張を真っ向から否定している。

「何年も、何十年も前に会った人による、私に対しての非難はまったく誤りです。30年前でも30日前でも同じです。ノーはいつもノーです。僕はその一線を越えることはありません。行為は合意の上でした。どうして今こんな話が出るのか疑問です。なぜ彼女たちは今になって公の場に出てきたのかまったくわかりませんが、これだけは確かです。私はこれらの女性に暴行を加えたことはありません」

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