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トム・ホランド、マーティン・スコセッシ監督の「マーベルは映画じゃない」発言に強気に反論! 「彼は作ったことがないから知らないだけ」 トムが考える映画制作とは

トム・ホランドと、マーティン・スコセッシ NEWS
トム・ホランドと、マーティン・スコセッシ

人気俳優のトム・ホランド(25)が、マーティン・スコセッシ監督のマーベル映画に関する有名な発言に反応している。

トム・ホランドといえば、自身が主演を務める映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を超え、全米オープニング興行収入歴代2位を記録し話題となっている。

そんなトムが今回、The Hollywood Reporterの取材に応じた。 取材の中でトムは、マーティン・スコセッシ監督のマーベル映画に関するあの発言に反応した。

2019年10月、スコセッシ監督は、マーベルのスーパー・ヒーロー作品を「映画じゃない。よくできたテーマパーク」「人間が他のものの感情や心に訴えかけようとする映画ではない」と批判。さらに監督はマーベル映画を観ていないと言ったこともあり、マーベルファンたちから批判を受けたことが話題となった。

この発言について、スパイダーマン役を務めているトムは、「スコセッシ監督に『マーベル映画を作りたいですか?』と聞くことはできるけど、彼はマーベル作品を作ったことがないから、どんなものかわからないと思う」と反論。

さらにトムは、「僕はマーベル映画も作ったし、アカデミー賞の世界で話題になるような映画も作った。それらの唯一の違いは、本当に、一方が他方よりずっと多額の製作費を積んでいるということだ。でも、僕がキャラクターを分析する方法、監督がストーリーやキャラクターを描き出す方法はすべて同じで、ただスケールが違うだけ。だから、これらは本物のアートだと思うんだ」と、マーベル作品だけでなく様々な映画に出演してきたトムは自身の考えを明かした。

またトムは「こういった映画を作る場合、内容がよくも悪くも、多くの人々が観るだろう。一方、小さなインディーズ映画を作る場合は、クオリティーがよくなければ誰も見てくれないから、プレッシャーも違う。ベネディクト・カンバーバッチや、ロバート・ダウニー・Jr、スカーレット・ヨハンソンなど、”オスカーを狙える”ような映画を作り、スーパー・ヒーロー映画も作った人たちに聞いても、『スケールが違うだけで同じだよ』と言うと思う」と主張した。

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