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『デッドプール』ライアン・レイノルズ、メンタルヘルスの葛藤を告白 「自分は2つの人格を持っている」 パニックになり死を覚悟したエピソードも明かす

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ライアン・レイノルズ

映画『デッドプール』や『フリー・ガイ』などで知られる人気俳優のライアン・レイノルズが、自身のメンタルヘルスの葛藤について明かしている。

2月27日(日)に放送された、朝の情報番組「CBSモーニングス」に登場したライアン・レイノルズ。その中でライアンは、自身の不安症の経験について明かした。

インタビューの中でライアンは「僕はずっと不安を抱えてきたんだ。そして、僕は2つの人格があるように感じる。それが起こるとき、1つの人格が引き継ぐんだ」と明かした。

そしてライアンは、過去に何度も出演経験があった番組であったにもかかわらず、2015年の「レイトナイト・ウィズ・デヴィッド・レターマン」のインタビューで感じた不安を振り返った。

「幕が開く前にバックステージに立っていたのを覚えているよ。『僕は死ぬんだ』って思っていたよ。僕はここで死ぬんだ。幕が開いて、僕はただ、嘔吐のシンフォニーになって、何か恐ろしいことが起こるんだ!」と当時の恐怖を振り返った。

「でも幕が開くと、僕の仕事でもよくあることなんだけど、小さな自分が支配するみたいなんだ」と付け加えた。「するとその小さな自分は『僕がやる。君はクールだ』と。僕の心拍数は低下し、僕の呼吸が穏やかになって、ちょっと一歩外に出て、この別人のようなものを感じているんだ。そして、『ああ、こんな男になりたい!』と思いながら、インタビューを終えたんだ」と、二重人格のような状態になっていたことを明かした。

また、ライアンは警察官の父を持つ子供時代についても明かした。

「ひどい環境で育ったとは言いたくないんだ。でも、とても緊張感のある場所だった」と語ったライアン。「ああ、父はとても緊張感のある人だった。親父のことを、皮膚で覆われた地雷のような存在だと表現していたよ。だから僕は、この仕事が得意なんだと思う。私は鋭いんです。危険を察知して慎重に行動する。大人になってからは、それが本当に役に立っているんだ」と、子供時代の経験が今にいかされていることについても明かした。

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