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ウィル・スミスに平手打ちされたクリス・ロック、ステージから降りた後にジョークを放っていた! かつてモハメド・アリを演じたウィル・スミスをネタに「アリに顔を殴られたのに、キズひとつ負わなかったよ」

ウィル・スミス、クリス・ロック NEWS
ウィル・スミス、クリス・ロック

先日行われた第94回アカデミー賞授賞式。同イベントで最も注目されたと言っても過言ではないのが、クリス・ロックのジョークにウィル・スミスが激怒し、ステージに上がりクリスを平手打ちしたことだ。

 

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クリスはステージ上で、「ジェイダ、『G.I.ジェーン』(丸坊主の女性キャラが登場する映画)の続編が楽しみだよ!」とウィルの妻ジェイダ・ピンケット・スミスのヘアスタイルをジョークでいじった。ジェイダは過去に脱毛症で悩んでいることを公表し坊主にしており、このジョークに激怒したウィルはステージに上がり、強烈な平手打ちをクリスにお見舞いした。

クリス・ロックは、ショーで殴られた後、明らかにショックを受けていた。彼は自分を落ち着かせようとした後、この平手打ちのハプニングを「テレビ史上最高の夜」と皮肉で表現。ロサンゼルス・タイムズ紙によると、その後のバックステージでは、「モハメド・アリに顔を殴られたのに、キズひとつ負わなかったよ」とジョークを口にしていたのだという。

ウィルといえば、2001年の『ALI アリ』で伝説のプロボクサー、モハメド・アリを演じた。アリを演じるにあたり2年間もリングの上で特訓していたというウィルは、この作品でアカデミー主演男優賞にノミネートされていた。

この騒動の後、コメディアンのマイケル・イアン・ブラックは「ウィル・スミスがモハメド・アリを演じたのに、クリス・ロックをノックアウトすることさえできなかったのは残念だ」とツイッターにてジョークをとばしている。

ウィルはこのハプニングの後、映画『ドリームプラン』で、自身のキャリア初となる最優秀主演男優賞を受賞し、スピーチでは涙を流した。

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