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クリス・ロックをビンタしたウィル・スミス、アカデミー会員を辞任・・・ウィルは声明を発表「私の行動は許しがたいもの」

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俳優のウィル・スミスが、現地時間4月1日金曜日に映画芸術科学アカデミーを辞職した。

 

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ウィルは声明を発表し、「私は映画芸術科学アカデミーの会員を辞め、理事会が適切と考える更なる結果を受け入れるつもりです」「第94回アカデミー賞授賞式での私の行動は、衝撃的で、痛みを伴い、許しがたいものでした」とコメントしている。また、ウィルはアカデミーの信頼を裏切り、ノミネート者は受賞者たちの祝福の機会を「奪った」とも述べている。「私は心を痛めています」と明かし、「二度と暴力が理性をりょうがすることを許さない」と誓った。

ウィルが発表した直後、アカデミー会長も、ウィルの辞任を受け入れる声明を発表。「我々は、次回4月18日に予定されている理事会に先立ち、アカデミーの行動規範に違反したスミス氏に対する懲戒手続きを進めていきます」としている。

ウィルはアカデミーを辞任したことで、今後のアカデミー賞の投票ができなくなった。しかし、ノミネートを受け、授賞式に出席することや、今回受賞したオスカーを保持することは可能だという。

ことの発端は、クリスがステージ上で、「ジェイダ、『G.I.ジェーン』(丸坊主の女性キャラが登場する映画)の続編が楽しみだよ!」とウィルの妻ジェイダ・ピンケット・スミスのヘアスタイルをジョークでいじったことだ。ジェイダは過去に脱毛症で悩んでいることを公表し坊主にしており、このジョークに激怒したウィルはステージに上がり、強烈な平手打ちをクリスにお見舞いした。その後もウィルは放送禁止用語を使い、「妻の名前を口にするな」などと怒りを爆発させていた。

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